ベルジャンシューズやアルバートスリッパが見直されています。スニーカーにはない、ノンシャランな足元を演出しようと思えばもっともな潮流です。
この流れに乗ったのが〈ジョンロブ(JOHN LOBB)〉の「タイン」。2019年にリリースされると、アンライニング仕立てのヴァンプシューズは世界各国でベストセラーを記録してきました。紐を結ぶ手間がなく、それでいてエレガント。ポスト・スニーカーの時代に相応しい一足でした。
後継モデルの「タインII」はさらにエレガンスの針を進めました。
TYNE II
¥170,500
鼻先控えめなラウンドトウ、ラバーながらビスポーク由来のヴェヴェルドウェストを採ったソール(一足一足削りあげているそう!)、そしてノーサンプトンの自社工場で仕上げたブレイク製法。
オックスフォードを履くほどじゃないけれど…。そんな気分にぴたりとはまりました。
つまみモカからパイピングへとアップデートしたヴァンプのつくり込みも見逃せません。グラマラスなフォルムがくっきりと浮かび上がりました。
その姿かたち、絶妙です。
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa

