東京を代表するクリエイティブ・コレクティブのYouth QuakeのメンバーでもあるBobby Yamamoto。色鮮やかなカプセルをモチーフとした作品をメインに、最近は舞台にも出演したりもするアーティスト&表現者です。
色鮮やかなカプセルをモチーフとした作品が代名詞ですが、白、黒、グレーを中心としたモノクロの表現がメインに、およそ2年ぶりとなる3回目の個展『欠乏と充足』を、〈ゲス ジーンズ(GUESS JEANS)〉の原宿の旗艦店の地下1階の「81 BELOW」で開催します。
一昨年、新しい命が生まれてきてくれたことで、自分の人生は大きく変化しました。
幸福に満ちた日々を過ごす一方で、制作からは距離を置いた。
振り返るとこれまで自分の創作の源になっていたのは、欠乏感や孤独、この世で自分だけが感じていると思っていた負のエネルギーや感覚でした。
満たされていく自分に対して、「このまま表現することができなくなり、自分という存在が失われるのではないか」という不安を抱くようになる。
何かを得るためには何かを失わなければならない。そう考え、自分の中のバランスを無理矢理でも崩そうと試みることもあった。
しかし、失われた過去の自分を取り戻そうとすることをやめ、「今現在の自分」に目を向けたとき、また作りたいという衝動が湧き上がった。
そして、欠乏を求め続けていたその状態そのものを表現しようと思いました。
今回の展示では、白、黒、グレーを中心としたモノクロの表現が多く用いられています。
これまでのように明確に左右二色に描かれたカプセルではなく、左右の境界が曖昧に溶け合い、グラデーションやマーブル模様または単色のような表現へと変化しています。
それは、答えや正解を求め続けた末に辿り着いた、「+(プラス)でも-(マイナス)でもない、0の状態」の表現でもあります。
テーマである「欠乏と充足」は当たり前にあった何か欠けているものを追い求め続けた自分と、初めて触れた深い幸福や溢れ出してしまうほどの愛を感じた自分の両方を指しています。
そしてその二つは対立するものではなく、表裏一体のものとして現在も自分の中に存在している。
Bobby Yamamotoの悩みや葛藤を感じるのに十分な、今回の展示に向けたステートメント。『欠乏と充足』は多くのひとにとって、なにかの気づきになるかもしれません。
そして〈ゲス ジーンズ(GUESS JEANS)〉のデニム商品購入者限定で、アーティストのデザインをレザープリントできる、期間限定のスペシャルなプログラムの第4弾として、Bobby Yamamotoが登場する企画も連動。
6月は〈ゲス ジーンズ〉でBobby Yamamotoの世界をお楽しみください。
Bobby Yamamoto
Bobby Yamamoto 第3回展覧会『欠乏と充足』
会場:81 BELOW
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14 B1F
日程:2026年6月6日(土)〜6月14日(日)
時間:12:00-19:00
入場:無料

