コシの強い丸亀うどん、書店や喫茶店が多く立ち並ぶ商店街に、「イサム・ノグチ庭園美術館」。そして、直島へのアクセスのよさ。香川県高松にはたくさんの魅力が詰まっています。
そんな高松に、少しおせっかいな宿「kawasakike」が誕生しました。
営むのは、都内の某セレクトショップで長年に渡りPRやVMDを経験してきた川崎夫婦。2人はパンデミックを機に東京を離れ、知人のいない香川県へ移住しました。地元民との会話や港からの夕焼けなど、暮らしのなかでひとの温度やローカルの美しさに触れたことが原点となり、移住者視点で香川のよさを伝えるコミュニケーターになることを決意し、宿のオープンに至ったのだそう。
2人が目指すのは、地元のひともふらっと立ち寄り、ゲストとの自然な交流が生まれるローカルの交差点になること。その鍵となるのが、ゲストと同じ屋根の下で暮らす世話好きオーナー夫婦の少しのおせっかい。デジタル化が進み他人との関わりが希薄になっている時代だからこそ、あえて地域社会とゲストを結びつけることを大切にしています。
建物は、古民家をリノベーション。東京とブリュッセルを拠点に活動する建築・デザインコレクティブ「UM」が手掛け、地域になじむよう外観は変えることなく、内装のみをアップデートしています。
一階は、ギャラリーショップとコモンスペースに。オーナー夫婦が好きなプロダクトやアート作品に「kawasakike」のスーベニアが、暮らしのなかに自然に並びます。
2階はゲスト専用のプライベートルーム。古民家の面影が残る空間には柔らかな光が差し込みます。窓を開ければ、海と山どちらも一望できる贅沢な眺め。潮風が流れ込み、都会の喧騒を忘れゆったりとした時間を過ごせます。
「kawasakike」を拠点に、香川を旅してはいかがでしょうか。ちなみに、先日公開したこちらの記事では、高松の個性豊かなショップをたくさんご紹介しています。高松に行く際はお役立てください。

