目に見える風景の再現ではなく、言葉にならない感覚や記憶、そして内面の深い領域を可視化する表現。
アーティスト・GOMA氏が描き続けてきた点描画作品を中心に、テキスタイル作品、ディジュリドゥの音響、映像作品によって構成される没入型の展覧会が、7月3日(金)から7月28日の期間、ゴールドウイン本社1階イベントスペースで開催されます。
GOMA氏はオーストラリア先住民の伝統楽器・ディジュリドゥの奏者、その日本における第一人者として知られ、日本のみならず世界を舞台に活動の幅を拡げていた最中、2009年の交通事故をきっかけに高次脳機能障害を発症。
活動休止を余儀なくされ、記憶の混乱や意識の変容と向き合うなかで、GOMA氏が繰り返し見たのが「ひかりの世界」であり、その光景を書き留めるようにして生まれたのが現在の点描画作品群です。
《ひかり Hikari》
2025年
Acrylic on Canvas
《Hikari (Crystallized)》
2024年
Mixed Media/crystallized quartz
《ひかり》
2019年
Acrylic on Canvas
《Pinkflower Mandala》
2017年
Acrylic on Canvas
個展名は「ひかりの世界 ―変わる世界、変わらないひかり―」。
サブタイトルにある「変わらないひかり」とは、変化や喪失を経験してもなお失われることのない、ひとの内側に灯り続ける希望や可能性へのまなざしが込められています。
<GOMA氏コメント>
人は自然の中にいると、自分が大きな流れの一部であることを思い出します。僕が描く「ひかり」も、ただ目に見えるものではなく、人の記憶や感情、生命の始まりにつながる存在です。今回の「ひかりの世界 ―変わる世界、変わらないひかり―」というタイトルには、時代や景色が変化しても、人の心の奥にある大切な感覚や原風景は変わらず存在している、という想いを込めました。
Goldwinが大切にしている、自然とのつながりや、身体を通して自然を感じることと、僕が表現している世界には共通点を感じています。今回の展示が、自分自身の中にある静かなひかりや、新しい感覚と出会う時間になれば嬉しく思います。
会期中のイベントとして、7月18日(土)18:00より、GOMA氏と親交のある映画監督・安藤桃子氏をゲストに迎えたトークセッションを開催予定。あわせてGOMA氏によるミニライブが実施され、展示作品とともにその表現世界を多角的に体感できる特別プログラムとなっています。(※トークセッション&ミニライブは事前申込制。詳細・申込方法は特設サイトをご確認ください。)
奇跡の復活を遂げた男による魂の叫びが、自分自身の感覚や可能性をあらためて見つめ直すきっかけになるはず。ぜひ会場に足を運び、ひかりの世界を体感してみてください。
アーティスト・GOMA個展
「ひかりの世界 ―変わる世界、変わらないひかり―」
会期:7月3日(金)〜28日(火)
※7月18日(土)はイベントのため16時閉館
場所:株式会社ゴールドウイン1階イベントスペース
住所:東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル
時間:11:00〜19:00
入場料:無料
主催:株式会社ゴールドウイン
Instagram:@goma_official
特設サイト

