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素材の未来からアウトドアの未来を考える。次世代ブランド、メフネグに刮目せよ。

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アウトドアギアに求められるものといえば、軽さや強度、携帯性といった機能性がまず思い浮かびます。そこに素材そのものの面白さや環境への視点、さらにはプロダクトとしての美しさまで加わったら?

そんな発想から2026年の5月に生まれたのが、次世代のアウトドアスタイルを提案する新ブランド〈メフネグ(MEFNEG)〉です。

単に高性能なギアをつくるのではなく、素材の可能性からアウトドアの未来を考えているところが、非常に興味深いところです。

現在ラインナップされている6つのプロダクトをご紹介します。

まずは〈ヘリノックス(Helinox)〉の「サンセット チェア(Sunset Chair)」をベースにしたロングバック仕様のチェア。

MEFNEG × Helinox ¥36,000

〈メフネグ〉が独自に採用した「テクノフォース(TECHNOFORCE)」というファブリックを使用。通常のポリエステルより約1.5倍の引張強度を持つ「PASMO」糸を高密度に織り上げ、軽量でありながら頑強な仕上がりとなっています。

生地にはシワ加工を施し、テクニカルな素材に独特のフェード感をプラス。機能性だけではない、静かな存在感を持った一脚に仕上げています。

MEFNEG × Helinox ¥30,000

同じく〈ヘリノックス〉とのコラボレーションによるテーブル。チェアと同様の素材を配し、軽量ながら高い引張強度を備えたファブリックとアルミフレームを組み合わせ、収納時にはコンパクトになる設計です。

〈ヘリノックス〉との共作はもう一つ。コットです。

MEFNEG × Helinox ¥77,000

コットとして使うのはもちろん、レッグの組み合わせによってローポジションからハイコットへ変更でき、ベンチとしても使用可能という合理的なプロダクトです。

キャンプサイトで3つのプロダクトを揃えて使いたくなる統一感も素敵です。

〈ナンガ(NANGA)〉と共同開発した「スリーピング カプセル(Sleeping Capsule)」は3タイプを展開。ダウン量と対応温度が異なり、シーンに応じて選ぶことができます。

MEFNEG × NANGA
¥66,000(380G)、¥87,000(450G)¥100,000(600G)

外装にはリサイクルポリエステル「エコペット(ECOPET)」を採用し、表面にはオリジナルのヘキサパターンをエンボス加工。単なる寝袋というより、ひとつのプロダクトとしての造形にも意識が向けられています。

アウトドアで「眠る」という行為を、より快適に、そして少し新しい視点から捉えたアイテムです。

ここからは、素材の背景がさらに興味深いプロダクトになります。

MEFNEG × Re-S ¥35,000

豊田合成のエシカルブランド〈Re-S〉と共同開発したトートバッグには、自動車の安全装置として使われるエアバッグやシートベルトの製造工程で生じる端材を活用しています。

つまり、もともとは「人を守る」ためにつくられた素材が、今度はアウトドアギアを運ぶためのバッグへ。

アップサイクル素材ならではの表情を残しながら、1泊程度のキャンプに必要な荷物をまとめて収納できるサイズに仕上げています。

素材の履歴までデザインの一部として捉える。そんな〈メフネグ〉の思想が、わかりやすく表れたプロダクトです。

MEFNEG × Re-S ¥19,000

最後は、同じく〈Re-S〉とのコラボレーションによるサコッシュ。

財布やスマートフォンなど、必要なものだけを携行するためのコンパクトなサイズで、都市からフィールドまでシームレスに使えるよう設計されています。

こちらにもエアバッグやシートベルトの端材を採用。工業素材特有のテクスチャーと、一点ごとに異なる表情が特徴です。小さなバッグではありますが、そこに使われている素材の来歴を知ると、見え方が少し変わってきます。

高機能な素材を使うこと自体は、アウトドアギアにおいて珍しいことではありません。

〈メフネグ〉が興味深いのは、素材の「性能」だけではなく、その素材がどこから来て、どんな役割を持ち、これからどんな可能性を持つのかまでをプロダクトの価値として考えていること。

テキスタイルの技術を起点に、異なる分野のスペシャリストと協業しながら、アウトドアギアを再構築する。

「次世代へ向けて」というブランドの言葉は、単なる未来志向のキャッチコピーではなく、素材と道具の関係そのものをアップデートしようとする姿勢なのかもしれません。

これからのアウトドアスタイルを考えるうえで、ちょっと気になる存在です。

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