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人間とAIによる木工。アンソロピック主催の展覧会で、真鍋大度と神山友輔がClaudeと構想した新作インスタレーションを展示します。

どこもかしこもAIが普及し、過渡期ともいえる昨今。そのひとつ、Claudeを手掛ける「アンソロピック(Anthropic)」主催の展覧会が、東京・西麻布の「カリモク リサーチ センター(KARIMOKU RESEARCH CENTER)」で、10月17日(土)から25日(日)まで開催されます。

会場では、メディアアーティストの真鍋大度さんとデザインエンジニアの神山友輔さんが、Claudeとともに構想した新作インスタレーションを発表。「カリモク家具」が培ってきた木工技術と、AIとの協働によって作品を形にします。

展覧会のタイトルは、「アンソロピック」の創業者兼CEO、ダリオ・アモデイさんが2024年に発表したエッセイから。そこではAIを単なる効率化のためのツールではなく、人間とともに考え、困難を乗り越えるパートナーとして捉える未来が描かれています。

今回はその考えを木工というものづくりの現場に置き換えて検証。機械の技術と職人の手を組み合わせる「カリモク家具」にとっても、新しい領域でのものづくりを考える機会となったようです。

真鍋さんによる『Timber / Timbre』は、「カリモク家具」と音楽との関係に着目したインスタレーション。家具と楽器のあいだを探るところから始まり、カリモク家具と共同開発した木製筐体にモジュラーシンセサイザーを組み込みます。さらに、その構成や組み合わせをClaudeとともに探索。植物の生体電位や会場環境の変化を音の揺らぎとして取り込み、木、植物、電子回路、AIをひとつにつなぎながら、自然と人工の境界を探ります。

一方、神山さんの『Dance as Waves』は、木の温もりを感じさせる三体の構造体が、光をともしたアームを動かしながら大きな弧を描くキネティック・インスタレーション。重なり合う軌跡が波のように広がり、まるで何かの意思を持っているかのように静かに動き続けます。

会場の2Fでは、作品ができるまでの制作プロセスと、「カリモク家具」の技術アーカイブも展示。完成した作品だけでなく、人間とAIがいかにしてひとつのものをつくったのか、その過程にも触れられる構成です。

AIが木を削るわけではない。けれど、木をどう扱い、何をつくるのかを一緒に考えることはできる。家具づくりの延長線上で、人間とAIの共作がどんな形になっているのか。入場無料なのでふらっと立ち寄ってみてください。

INFORMATION

Machines of Loving Grace

会期:10月17日(土)〜25日(日)
場所:KARIMOKU RESEARCH CENTER
住所:東京都港区西麻布2-24-2
時間:13:00〜18:00
主催:Anthropic
特別協賛:カリモク家具

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