ブームの域を超え、人々のライフスタイルにすっかり定着した「ランニング」。マラソンの記録更新を狙ったり、日々の体調管理に役立てたり、取り組み方は人それぞれですが、「走りながら好きな音楽を聴くこと」を楽しみに走っている人も少なくないでしょう。
走りながら音楽を聴くためには、イヤホンが欠かせません。最近はBluetooth対応のワイヤレスタイプが圧倒的に主流。一般的なイヤホンだとランニング中にコードが揺れて邪魔になりますが、ワイヤレスタイプならそういったストレスはありません。また、走ると汗をかくので、防水性能を備えていることも重要になります。
ただ、ワイヤレスタイプでネックになるのは、それ自体にバッテリーを内蔵していて、充電が必要になること。せっかく走りに出掛けたのに、バッテリー切れで好きな音楽を聴けない……。それでは走ることへのモチベーションも下がってしまいますよね。
そんななか、注目の新作が、コアなランナーから支持されるアメリカ発のオーディオ機器ブランド〈ジェイバード（Jaybird）〉から発表されました。「Jaybird TARAH PRO」というモデルです。
「Jaybird TARAH PRO（BLACK/FLASH）」2018年12月6日発売予定。（参考価格￥19,800）
このイヤホンの最大の特徴はバッテリー性能です。なんと2時間のフル充電で最大14時間の連続再生が可能。たとえば、100kmのウルトラマラソンを一般的な制限時間内で完走したとして、レース中はずっと音楽を聞き続けることができます。ただ、ウルトラマラソンは一般的ではないでしょうから、もうすこし身近な例を挙げると、仮に2時間のLSD（ロング走）を毎日やったとしても、途中で充電することなく一週間使えます。これはなかなかすごいことです。
そして長時間再生だけでなく、急速充電にも対応し、5分間の急速充電で2時間の再生も可能。ランニング前にバッテリーが切れていることに気づいても、慌てる必要なし。サッと充電して、すぐさま走りに出掛けられるというわけです。
また、この「Jaybird TARAH PRO」は、同ブランドとしては初めて、反射素材を編み込んだファブリックケーブルを採用。優れたフィット感と取り巻きの良さを実現しています。
装着方法に関しては、従来のように耳の下から装着する「アンダーイヤー」のほか、ケーブルを耳の上から回して装着する「オーバーイヤー」にも対応。ランニング中でもずれにくく、つけていることを忘れるほどの抜群のフィット感を実現しました。そして30分間1mの水深に水没しても浸水しないIPX7の防水性能を備えているほか、汗に対しても強い設計になっているので、あらゆる環境下でのランニングで使うことができます。走りながら快適に音楽を聴きたい人にとって、これほど頼もしい相棒はないでしょう。
カラーバリエーションは3色。上の「BLACK/FLASH」は2018年12月6日発売予定で、他の2色「MINERAL BLUE/JADE」「TITANIUM/GLACIER」は2019年1月以降発売予定です。
「Jaybird TARAH PRO（MINERAL BLUE/JADE）」2019年1月以降発売予定（参考価格￥19,800）
「Jaybird TARAH PRO（TITANIUM/GLACIER）」2019年1月以降発売予定 参考価格￥19,800
なお、この「Jaybird TARAH PRO」の発売に先駆けて、ニューヨーク・ブルックリンでローンチイベントが行われました。実際に商品を試せるデモンストレーションのほか、現地のランニングチームBLACK ROSESのキャプテンを務めるノックス・ロビンソンや、ロンドンのランニングチームRun Dem Crewの創始者チャーリー・ダークといったランニング業界を牽引するインフルエンサーたちによるトークセッションが開催。また、BLACK ROSESが先導するランセッションも行われ、世界中から招かれたランナーたちがブルックリンの街をワイルドに駆け抜けました。
下記の映像ではその模様が公開されています。
また、〈ジェイバード〉が製作する映像「RUN WILD」の新作も公開されています。〈ジェイバード〉のメッセージであるRUN WILDの世界観が表現された映像は非常に完成度が高く、見ているだけで自分も駆け出したくなること請け合い。ぜひチェックして、自身のランニングのモチベーションアップに役立ててください。
Text_Issey Enomoto
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