ノーカラーのシャツはなにかと使い勝手がいい。襟が無いだけで、ほどよくリラックスした雰囲気を演出できるし、それでいてラフになり過ぎないので、着られるシチュエーションは実に幅が広い。
こちらのノーカラーシャツは、1950年代のスリーピングシャツとしてU.Sアーミーに官給されていたもの。寝間着ゆえに脱着のしやすいスナップボタンが採用され、カフスがないためゆったりと着られるのも印象的。
それでいて物欲を刺激するデッドストック。これからの季節の羽織りものとして、おひとついかがでしょう?
Text_Hiroshi Yamamoto