オランダ・アムステルダムを拠点にスタートしてちょうど30年。常に前衛的なアプローチを仕掛けてきたデニムブランドの〈ジースター ロゥ(G-Star RAW)〉が、食用植物や野菜の廃棄物を再利用した染料によりサスティナブルな方法で染色したコレクション「DYED BY NATURE COLLECTION」を発表しました。
ことの発端は2017年。デニムブランドとして世界で初めて、染料と特殊化学品を専門に取り扱う「アークロマ(Archroma)社」とコラボレーションし、アースカラーズ(EarthColors®)による植物由来の染料で染められたジーンズコレクションをリリースしたことにはじまります。ちなみに、アースカラーズは廃棄された植物を再利用して作られた染料のこと。原料を調達してから製品が出来上がるまでの全過程を追跡することができます。
そしてこの度、〈ジースター ロゥ〉が2019年秋の新コレクションとしてリリースするのがこの「DYED BY NATURE COLLECTION」。食用ノコギリヤシの葉の部分の廃棄物を再利用した緑や濃い青の染料と食用ビーツの廃棄物を再利用した赤の染料が使われています。
展開アイテムには、デニムジャケットをはじめ、シャツやスウェット、Tシャツ、ジーンズなどがラインナップ。いずれも〈ジースター ロゥ〉が持つ洗練されたデザインに、オーガニックコットンやリサイクルコットン、アースカラーズで染められたテンセル™をはじめとする環境に優しい素材にウォッシュ加工を施しています。
2006年以来、サスティナブルな活動に注力することで、未来を見据えたデニムアイテムを展開してきた〈ジースター ロゥ〉の新作コレクション。いずれも順次発売予定なので、こまめにサイトをチェック!
Text_Jun Nakada
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