良書およそ12,000冊が並び、読書家たちのユートピアとなっているホテル「箱根本箱」。オープン時にこちらでも紹介しましたが、早いもので1周年を迎えました。それを記念し、今夏は既存のコンテンツが充実し、さまざまなイベントも開催されます。
ホテルのラウンジ。右を見ても左を見ても本だらけ。
まずは、このホテル最大の特徴である選書がパワーアップ。なかでも「あの人の本箱」と題し、各界の著名人たちが選書をする企画は大幅なリニューアルを遂げます。歌舞伎役者・中村獅童さんや女優・二階堂ふみさん、音楽家・ハナレグミ（永積崇さん）らが新たにラインナップ。彼らが読み影響を受けてきた本とは一体どんなものなのか。気になるところではありますが、それは「箱根本箱」に行ってからのお楽しみ。8月1日（木）より順次館内に登場します。
通常はホテル会員しか利用できない客室「書斎の部屋」。
お次が詩人・谷川俊太郎さんの直筆の詩、3篇が公開されるというもの。2018年秋、谷川さんが実際に「箱根本箱」の一室「書斎の部屋」に滞在し書いたものです。公開は「書斎の部屋」宿泊者限定。
木の温もりを感じるレストランのテラス。窓の外には自然が広がる。
レストランのテラスに、夏季限定でバーも登場します。期間は8月1日（木）から9月中旬頃まで。青々した自然を眺めながら夕涼みなんて最高です。
客室数は18。どの部屋も読書に最適なレイアウトになっている。
大浴場は硫黄泉と美肌の湯、2つの泉質が楽しる。いずれも源泉かけ流し。
ホテルって、あくまでホテル外を楽しむためにある場所ですが、ここはホテルの中にエンターテイメントが詰まっています。併設されるレストランで提供される自然派イタリアンも絶品です。今夏は「箱根本箱」で、心も体も癒されてみてはいかがでしょう。
