〈ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)〉のアイデンティティであるトランクなどからインスパイアされたバッグ・コレクション。ショルダーバッグやバックパックに再構築し、ストリートのエッセンスをまぶしたコレクションはこれぞラグジュアリー・ストリートの模範解答と喝采を浴びた。
オーセンティックな “モノグラム” をモードに転換するカラーパレット──ニューカマーは、働く男の評判も高い、モノクロの「モノグラム・エクリプス キャンバス」をまとった。早くもメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー手がける〈ルイ・ヴィトン〉のアイコンとなりつつあるチェーン使いと相まって、やはりラグジュアリー・ストリート以上に相応しい賛辞は思い浮かばない。
同じ意匠をあしらったコレクションには1901年に船旅で使われるために発売されたスティーマーバッグをモチーフとしたモデルなどもあって、いずれも甲乙つけがたい。
コンパクトなトランク型の「ミニ・ソフトトランク」。チェーンの長さを調整して使うこともできる。¥295,000+TAX(予価)
もともと旅行用鞄としてデザインされた「スティーマー」。手持ちでも肩掛けでも使うことができる。¥398,000+TAX(予価)
ちょっとした外出に便利な「ポシェット・ヴォルガ」。フロントについたチェーンがアクセント。¥202,000+TAX(予価)
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa