ブリック＆モルタルで開催されるZINEのフェスで、表現の自由と不自由を知る。

一過性のものと思われていましたが、すっかり文化として定着したZINE。なんの制限もなく、クローズドな世界なだけに、どこまでも自由。ある種、表現の場としての聖域とも言えます。

そんなZINE文化を下支えしてきた中目黒のギャラリー「ブリック＆モルタル（BRICK & MORTAR）」と駒沢の本屋「スノウショベリング（SNOW SHOVELING）」が、今回、ZINEの魅力を伝えるイベント「ZINE SONIC」を開催します。

国内外の良質なZINEが一堂に集結。

同じテーマのもと、作家たちがZINEを製作し販売するZINE WALL。

個性際立つZINEの販売に加え、ユニークなコンテンツも多数用意。

まず、作家たちが共通のテーマ、フォーマット、販売価格でZINEを制作し展示販売します。昨年も好評だった同企画ですが、今年のテーマは“表現の不自由”。愛知の例の件になぞらえ、あくまで自由に“表現の不自由”と向き合います。…相当、難題！

ZINE製作を体験できるスペースもあり。いつでも利用可能。

そのほかZINE製作を体験できる設備があったり、ウェブメディア『She is』がポップアップとトークイベントを実施したりと盛りだくさん。

極め付けが、11月22日（金）に開催されるオープニングイベント。お馴染み、佐久間裕美子さんを迎えてのトークショーです。自身の著書『真面目にマリファナの話をしよう』の副読本『みんなとマリファナの話をしよう』の刊行トーク。表現の自由と織り交ぜた、おもしろい話が聞けること間違いなし。

ZINEは一般流通の出版物とは異なり、誰に頼まれるでもなく、自身の言いたいこと、想っていることを伝えるメディアです。制約や常識の一歩外側を、ぜひ覗きに行ってみてください。