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連載「憧れの逸品」No.124 グラマラスでセクシャルなサンローランのアウター。

今シーズンの〈サンローラン(SAINT LAURENT)〉のアウターはどれも素通りすることができない。思わず二度見した3点を紹介しよう。

一着目は今シーズン注目のシアリングジャケット。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロはこれをGジャンのサードタイプ(!)に載せてきた。そのありそうでなかったコンビネーションもさることながら、たまらないのがサードタイプに特徴的なV字状の切り替え(当モデルはほぼ平行に走っている)など要所をシアリングで仕上げているところだ。

お次はウエストとカフスにスパンコールつきのジャカード生地をまぶしたナロウなショールカラーのカーディガン。80年代を彷彿とさせる佇まいながら、仕上がってみれば上品なことこの上ない。“イブニングバージョンのニット” と謳うのももっともな一着だ。刺繍部分は完成までに1日を要するという。

トリを務めるのは、MA-1と並ぶフライトジャケットの定番、N3-Bを彷彿とさせる一着。フィンランドの毛皮養殖団体「サガ・ファー」に認められたラクーンファー&リアルシャーリングのライニングでラグジュアリーに昇華したそれは、細部のつくりこみも抜かりがない。世の中がなんだかきな臭いいまこのタイミングにリリースしてきたのにも感じ入った。かつてカーキのミリタリーアイテムを着用することはベトナム戦争へのSILENT RESSISTANT(=沈黙の抵抗)を意味した。

そしてすべてのアウターに共通するのはナロウなシルエットだ。トレンドもどこ吹く風なスタンスが潔くて、しびれる。




柔らかなラムレザーを使っているため、気心地がとてもいい。ボタンなど細かな部分のこだわりも光る。
DENIM JACKET SHEARLING COGNAC ¥640,000+TAX



良く見るとスパンコールが施された贅沢な一着。細かな手仕事は〈サンローラン〉ならでは。
BAJA CARDIGAN ¥235,000+TAX





フードのラクーンファーに加え、内側はシャーリングのライニングのため、とても暖かい。
MODS COAT ¥545,000+TAX

Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa

INFORMATION

サンローラン クライアントサービス

電話:0120-95-2746
www.ysl.com

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