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ドクターマーチンが ”ライブ” を開催する意義と意味。「DR.MARTENS presents STYLE of TOKYO LIVE 2019」をミニレポート!

60年代当時のカウンターカルチャーを表現していたザ・フーのピート・タウンゼントや、ザ・クラッシュのジョー・ストラマーが閉鎖的な当時の風潮や、体制への反骨心を剥き出しにしていたライブステージで履いていたのは〈ドクターマーチン(Dr.Martens)〉。そのスタイルを見て憧れた若者たちがブーツスタイルを真似し、文化まで押し上げた、というのは有名な話。

〈ドクターマーチン〉が新たに掲げたキャンペーン “TOUGH AS YOU” は、単なるシーズンのキャッチコピーに過ぎず、そんなブランドの歴史と精神、パブリックイメージをそのまま言葉にしたようなブランドにとって大切な信念。以前公開した以下の特集記事を見て頂けると、もっと詳しく分かるはずです。

ドクターマーチンが発信する反骨と不屈のスピリット。

グローバルキャンペーンとして立ち上がった、“TOUGH AS YOU” への気合いの入り方は尋常ではなく、ここ日本では9月6日からはラジオ局「InterFM897」にて〈ドクターマーチン〉のラジオ番組が放送され、その集大成のリアルイベントとして音楽ライブ「DR.MARTENS presents STYLE of TOKYO LIVE 2019」が、先週11月25日(月)に「恵比寿LIQUIDROOM」で開催されました。ここではその模様を簡単にレポートします。

ブーツのようにしなやかにそして時に反発しながらタフに生きていくこと。そんなメッセージを表現するアーティストとして選ばれ出演したのは、Survive Said The Prophetと04 Limited Sazabysの2組。特に10代から20代前半のパワフルなお客さんが「LIQUIDROOM」を埋め尽くす様は、ライブがまだはじまっていないのにも関わらず、まさに “次世代のパワー” を感じさせるものでした。

1組目は先日UA、UKツアーを終えて帰ってきたSurvive Said The Prophet(通称サバプロ)。ポスト・ハードコアを基盤としたラウドロックのジャンルから次の音楽シーンを牽引する5人組のロックバンドです。

“いまかいまか” と待ちわびていたお客さんたちの期待感はメンバーのステージインで一気に熱気へと変わり、まるで逆に会場にいるひとたちの “タフ” な一面を試しているかのようなド頭から展開されるアップテンポな曲の数々が、フロアをもみくちゃにしていきます。

近い将来スタジアムロックを鳴らすであろう骨太な演奏と、小気味よく挟まれるスクリーム。基盤の衝動的なパフォーマンスにメロディックな歌声が乗っかって、お客さんがメロディに合わせて手を振ることで会場が一体となったかと思いきや、次はサーフとモッシュが連発していく。これはある種、近年の先代たちが築いてきたラウド・ハードロックのライブの醍醐味の光景であり、同時に彼らも “本物” であることを証明してみせました。

「ぼくたちのロックの歩む道。その土台をつくってくれてるヒーロー〈ドクターマーチン〉に感謝してます。この土台に乗っかって何かを起こさないと、流行りものとしてで終わってしまう」

そう語ったYoshの言葉通り、上っ面ではないまさに “本物” のライブを目撃させられた特別な高揚感。印象的だったのは続いて登場する04 Limited SazabysのTシャツを着ていたひとたちも、サバプロの曲を知っていて、曲のうねりに合わせて一緒にノったり口ずさんだりしていたところ。特定のバンドだけではなく、シーンやジャンルとして音楽を楽しんでいるような一体感がそこにはありました。最後は履いていたブーツを投げつけるなんともパンクなパフォーマンスとともにステージを去って行ったのでした。

少しの休憩のあとにステージに立ったのは04 Limited Sazabys(通称フォーリミ)。各音楽ロックフェスに出演すればメインステージに立ち、自身でもフェスを開催するほどの人気4ピースロックバンドです。

まさに “真打” の登場を目の当たりにしたような、メンバーの挙動ひとつひとつに1曲目からグッと引き寄せられる異様な熱気。フォーリミの真骨頂、Vo.GENのハイトーンボイスと重なるエモ・パンクロックのリズミカルな運びがファンを沸かせました。

「久々の東京って感じがしてます。月曜日から今週1週間を台無しにする準備できてますか!」というライブ序盤のGENの一声でフロアのボルテージは早くも最高潮に。彼らの代表曲『Swim』へと間髪入れずに流れ込んでいき、冒頭から終わりまでオーディエンスを巻き込んでサーフとシンガロングを誘発する、ド級のパフォーマンスを証明してみせました。

アンコール2曲の演奏も終えて、熱気覚めやらぬまま終幕を迎えた「DR.MARTENS presents STYLE of TOKYO LIVE 2019」。

ふと振り返ってみて感じるのは、パンク、ロックの文化発展の一旦を担った〈ドクターマーチン〉が音楽ライブを主宰することの重要性でした。

“長いものに巻かれず、タフにやっていこう” という “TOUGH AS YOU” のメッセージはもちろん、リアルにライブを行うことで“ただのシューズブランドじゃなくて音楽文化に影響を与えてきた。そしてこれから与えようとしている” という意図が足を運んだ若者たちに確かに伝わっていったのではないでしょうか。

来年2020年は〈ドクターマーチン〉の誕生60周年。まだまだ心踊る仕掛けが用意されていそうです。

INFORMATION

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン

電話:03-6746-4860
www.drmartens.com/jp

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