サスティナブルという言葉が分野問わず、多くの場所で氾濫しています。最近は言葉が消費され過ぎて飽きられている感も否めませんが、本質自体が飽きられてはいけません。持続可能な取り組みは、今後もしっかりと継続されていくべきです。
日本のスポーツメーカーである〈デサント(DESCENTE)〉もついに、地球環境に配慮したプロジェクトをスタートさせます。その名も「RE: DESCENTE」。
このプロジェクトのなかで、ふたつのシリーズが新設されました。「RE: DESCENTE SEED」と「RE: DESCENTE BIRTH」。
まずは「RE: DESCENTE SEED」。生地だけでなく、ボタンや接着剤も自然界に存在するものだけで分解できます。森に投げ捨てたとしても、バクテリアなどが分解してくれるんです。主原料は和紙を加工した「KAMITO+」という素材で、肌触り、風通しともによく、暑い夏にも最適なコレクションになっています。
「RE: DESCENTE BIRTH」はというと、使用後の製品から再生ポリエステルを生み出し、それをまた自社商品として生まれ変わらせたシリーズです。いまはTシャツのみの展開ですが、今後はラインナップも増えていく予定とのこと。
アイテムは6月19日(金)よりオンラインストアで先行発売、6月26日(金)より〈DESCENTE BLANC〉全店で発売開始です。あわせて、〈デサント〉が取り扱う全ブランドの商品回収も実施されるので、訪れる際はお古も忘れずに持参しましょう(現在、回収ボックスはコロナの影響で設置見合わせ中)。