羊文学が奏でる“優しさについて”。あなたのデバイスがステージになります。

長かった自粛期間が空けて早一ヶ月。平穏を取り戻したかのように思えましたが、連日の豪雨や新たな感染者の増加など、不穏な空気がいまなお僕たちを覆っています。

モヤがかかった日常生活にきらめきのような一縷の光を差し伸べるのは、いつの時代も“音楽”なのではないでしょうか。

私たちの生活に寄り添ってきた音楽の持つ力強さや温かさ、そして優しさについて再確認できるツアーが、スリーピースバンド・羊文学によって行われます。場所はオンライン。どこにいてもライブを楽しむことができます。

8月2日（日）を皮切りに都内3カ所のライブハウス「調布Cross」「下北沢LIVE HAUS」「下北沢BASEMENTBAR」よりオンライン配信。セットリストは各会場ごとに異なり、これまでリリースした作品に沿った内容になっています。また監督や撮影クルーも場所に応じて変化し、会場ごとに違った配信も楽しめるという仕掛けが。

〈ラコステ〉の企画で協力してもらったボーカル・ギターの塩塚モエカさんによるメッセージ。

それと同時に公式ホームページもリニューアル。デザインを手がけたのは、メンバーと交流を深め、JAGDA新人賞を受賞した気鋭デザイナーの田中せりさん。“道しるべ”をテーマにしたホームページでは、羊文学の軌跡を見ることができます。

若者たち／羊文学
僕らはいつでも難しいことばかり考えてはダメになる
たまにはお酒やふざけた歌で笑うくらいは余裕があったらなあ

彼女のしたためるポジティブなリリックと、彼ら彼女らの演奏はそっと背中を押してくれます。

天気予報の晴れマークに祈りを捧げながら、羊文学が奏でる8月の3週間に胸を高鳴らせましょう。暗く長いトンネル抜けたら、僕らが憧れた未来はすぐそこにあることを教えてくれます。