CLOSE
NEWS

【FOCUS IT.】フレッシュサービスとウィークエンドが手を組み、移動型フリマをスタート。主催者の4名にお話を聞いてみました。

左から金子恵治さん、西野大士さん、南貴之さん、大島裕幸さん

レショップ(L’ÉCHOPPE)」コンセプターの金子恵治さん、〈ヘリル(HERILL)〉のデザイナー大島裕幸さん、「ニシノヤ(NISHINOYA)」ディレクター兼〈ニート(NEAT)〉、〈ドレス(DRESS)〉のデザイナー西野大士さんが立ち上げたマーケットイベント「ウィークエンド(WEEKEND)」。

週末のみの活動、3人の私物を販売というイベント趣旨で始まったこのイベントも、いまでは「ウィークエンド」オリジナルアイテムや、新たに誕生したライン〈ザ・ウィークエンドシティクラブ(THE WEEKEND CITY CLUB)〉など、ただのフリマと呼べないレベルに成長してきました。

今回は「フレッシュサービス(FreshService)」とコラボレーションして生まれた新たな移動型フリマーケット「モバイルフリーマーケット(Mobile Flea Market)」をスタートするというニュースが届きました。

初回の開催は、7月23日(木・祝)と24日(金・祝)の2日間で、場所は「フレッシュサービスヘッドクォーターズ(FreshService headquarters)」での開催に。今回は主催者の私物やオリジナルアイテムだけでなく、両者が手を組み生まれたコラボライン〈ウィークエンドサービス(WEEKEND Service)〉によるアイテムも登場するとのこと。

そこで、そもそもこのイベントは何なのかという全貌を、「ウィークエンド」の3人と「フレッシュサービス」のクリエイティブディレクター・南貴之さんに質問してみました。

-今回の「モバイルフリーマーケット」はどのように始まったのでしょうか?

大島裕幸(以下、大島):南さんと「ウィークエンド」チームでインスタライブをやっていて、話の流れで始まったように思います。

西野大士(以下、西野):そこで何かやりましょうと。

南貴之(以下、南):そう、金子さんと何か面白いことをやろうという話になって。お互いのブランド名を合わせて「ウィークエンドサービス」って名前もその時に決まったんです。

金子恵治(以下、金子):その場のノリでそういう話になって、プロジェクトとして形になって実現したという感じですね。

WEEKEND Service ショーツ ¥8,000+TAX

-そもそも、元になった「ウィークエンド」の始まりはどのような感じだったのですか?

大島:金子さんに「フリーマーケットを一緒にやりませんか?」と言った記憶がありますね。

西野:昨年4月に、僕と金子さんが岐阜のセレクトショップ「エウレカ」さんでフリマを開催したのがきっかけかなと思います。その時に今後もやっていきましょうと。そうしたら、大島さんと金子さんの2人も同じタイミングでフリマをやりたいという話になっていたらしくて。

金子:そうそう、元は西野さんと「いつか移動型のフリマで各地まわりたいね」なんて話をしていたんですよ。そうしたら、大島さんが友達を集めてフリマをやりたいと言っていたので、それなら3人でやりましょうかと。みんな本業があるし、週末しか集まれないので名前は「ウィークエンド」にしました。

’47 × WEEKEND Service キャップ ¥6,000+TAX

-その後、各地を訪れていますよね。「ウィークエンド」の活動の楽しみといえば?

金子:メンバーが集まるだけでも楽しいんですよね。いつも同じような話ばかりなのに、よく笑い転げてます。でも、やはり醍醐味は遠征ですね。仕事という感覚はなく、友達との旅という感じで遠征しています。

大島:遠征といえば、パリに行った時は、共同生活をしていたので特に面白かったです。でも、活動のすべて面白く、みんなで服の話してアイディアがまとまって盛り上がった時は止まらないですね。みんなで古着を見たり、着たりとやってるのはとても楽しいです。

西野:全員でAirbnbに泊まってワイワイしましたね。メンバーのみなさんは先輩なのですが、とてもよくしてくださって、楽しい時間を過ごせています。

金子:パリは格別でしたね。家族のように過ごしていて、朝は大島さんが朝食を作ってくれるんですよ。それがまた美味しくて。また行きたいですね。

WEEKEND Service Tシャツ ¥7,800+TAX

-その後、〈ザ・ウィークエンドシティクラブ〉を始めた経緯は?

金子:突然、ゴルフの打ちっぱなしに行こうという話になった時があって。それなら「打ちっ放しでも服装を揃えて、あわよくば正装で」と僕が言い出したんですよね。そこから、せっかくなら街中でアクティビティを楽しむクラブを作ろうと。ゴルフ場って「〇〇カントリークラブ」っていうじゃないですか。だったら僕らのクラブは、街中が拠点だからシティークラブだよねと。そんな感じでトントン拍子で決まっていきましたね。

大島:アイテムは、ニューヨークの某百貨店にスポーツクラブがあったらというイメージでデザインしています。

FREDRIK PACKERS × WEEKEND Service ウエストポーチ ¥8,000+TAX

-南さんは「ウィークエンド」や〈ザ・ウィークエンドシティクラブ〉の活動を見て、どう思っていたのでしょう。

南:フリマみたいなのは楽しそうだなって思ってました。場所はウチ(今回の開催場所となったフレッシュサービスヘッドクォーターズ)でやったら面白いのにって。「ウィークエンド」は洋服がメインだから、雑貨やヴィンテージ、家具なんかもあったら海外のマーケットみたいになりそうかなって考えていました。本当はご飯屋とかあっても面白いんですけどね。でも今回は、武蔵境のベーグル屋「ホットベーグルズ(HOTBAGELS)」にかき氷を販売してもらうので、ちょっと楽しみです。

-現在、フリマの「ウィークエンド」から派生してアイテムを作るなど活動の幅が広がりました。役割分担はされているんですか?

大島:役割は自然と分かれていて、私はほぼ企画を担当しています。

金子:ですね。今後も役割は変わらないと思います。引き続き僕が思いついたことをバンバン提案して、物づくりは大島さんが担当。プロモーション面に関しては西野さんが考えると。

西野:それこそ〈ザ・ウィークエンドシティクラブ〉始まる時に参加していなかったですしね(笑)。自分たちがやりたいと思うことを出し合って、固くセグメントすることなく色々なことに挑戦していきたいですよね。

金子:個人的には、そろそろ西野さんの好きな物とか事もやってみたいんですよ。みんな、西野さんの興味ごとに惹かれるじゃないですか。もっとそこを引き出していきたいですね。

「モバイルフリーマーケット」で発売される〈ウィークエンドサービス〉のアイテムを身にまとった金子さん

-今回の「モバイルフリーマーケット」ではどのようなモノを出品しますか?

金子:〈ウィークエンドサービス〉のロゴ入りキャップとTシャツ2柄、ナイロンのワイドショーツ、ウェストポーチです。ちゃんと織りネームも作って、本格的に作ってます。製作期間はわずか1か月でしたが…生産チームに感謝です。

西野:メンバーによる私物も色々とあります!

大島:私はアメリカ物が古着を中心です。

南:古い物もそうでない物も含めて、骨董や私物のヴィンテージ、イメージソースとして集めていた古着など、パーソナルなものを出品します。量はあまり多くないですが、面白いラインアップになるかと。

「モバイルフリーマーケット」で発売される〈ウィークエンドサービス〉のアイテムを身にまとった大島さん

-今後、この活動を通してやりたいと考えていることについて教えてください。

大島:楽しくやっていますので、自然な流れで新しくやりたい事も出来る時にやれれば良いかなと思っています。

南:あくまでもマイペースに、本質的なフリーマーケットの楽しさや醍醐味について追求できたら良いですよね。

西野:これは〈ニート〉にも言えることなのですが、ファッションを通して色んな方と出会いたいです。

金子:今後はより、その開催する地域や場所に合わせて商品企画をしていきます。その時にしか買えないモノが増えたり、コラボレーション色が強くなっていきますかね。「ウィークエンド」オリジナル商品は、もっと僕らが着たいものや、好きなものにこだわって商品企画をしていきます。フリマもとっておきの私物の放出や、ゲストなんかも交えてできると良いかも知れません。

-楽しそうですね! 「フイナム」もゲストになりたいです…!

南:いいですね! 「フイナム」さん、ありだと思います。

西野:ぜひ、ウィークエンドフイナムやりましょう!!!

金子:すぐにでもアイデア考えますよ! いつやりましょうか? すぐにでもやりたいなー。

-編集部でも何ができそうか考えてみます! よろしくお願いします!

INFORMATION

Mobile Flea Market

会期:7月23日(木・祝)、24日(金・祝)
場所:FreshService headquarters
住所:東京都渋谷区神宮前2-3-14 ベルナール青山1F
電話:03-5775-4755
時間:12:00〜19:00
「WEEKEND」ホームページ
「WEEKEND」インスタグラム
〈FreshService〉公式ホームページ
〈FreshService〉公式インスタグラム

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP > NEWS

関連記事#WEEKEND

もっと見る