三者が登りつめた頂に、この逸足。アディダスオリジナルスのキャンパスを、シュンヒロセが咀嚼し、ミタスニーカーズが再構築しました。

”Consortium（コンソーシアム）”は、ふたつ以上の個人・企業・団体が手を取り合い、ある目的に向かって共同する団体のこと。技術や能力が相乗効果で高まり、個では生み出せないものが出来上がります。

その時代に生きるアスリートの声を拾い、革新的なプロダクトを作りつづける〈アディダスオリジナルス（adidas Originals）〉。なかでも「コンソーシアム」は最上級のものづくりを目指すラインです。

今回ご紹介するのは、そんな同ラインから登場した一足。渋谷に櫓を構え独自の手法でシューズリペアを行う「リクチュール（Recouture）」の廣瀬瞬氏がデザインした「キャンパス 80S シュンヒロセ（Campus 80s SH）」をベースに、「ミタスニーカーズ（mita sneakers）」がリマスタードしました。

まずはカラーリングについて。

2011年から2012年にかけてリリースされた「アディダスオリジナルスフォーミタスニーカーズ（adidas Originals for mita sneakers）」の、歴代モデルのキーカラーを絶妙に組み合わせ。

シュータンの飾り縫いには、”東京”を想像させる蛍光グリーンを配置しました。そしてヒール、サイドパネル、スリーストライプには「mita sneakers」の路面店を象徴するグレーを差し込み、オマージュしています。

機能面にも目配せを忘れず。

インソールの表面には、サスティナブルな素材のコルク素材を採用。吸放湿性や防臭性に長けているうえ、弾力性もあるので自然と足にフィットします。また、”Tokyo Custom Made”を意味する「東京改」「adidas」「mita sneakers」のロゴが豪華に配され、たしかな品質も保証されています。

裏面にはクッション性を向上させる「EVA（エチレンビニルアセテート）」を搭載し、クラフトのような味のある表情に仕上がっています。