“映え”をひたすら追い求めるいまの時代は、センスのいいものを探すより、心にグッとくるナンセンスを見つける方がよっぽど高難度。
そんなロストカルチャーになりつつある“ナンセンス”をひたすら追求する、東京発のセレクトショップ「ハレ(HARE)」と現代美術作家・加賀美健さんによるコラボプロジェクト「トーキョーナンセンス」が痛快です。
東京で活躍するアーティストにフォーカスした企画を継続的に行なっている本プロジェクトは、これまで7回にわたって実施され、リリースとともにすぐさま売り切れるなど、回を増すごとに反響は大きくなるばかり。
8回目にして、season2を銘打った今回は、“1000年後の「3021年」”というドラえもんも真っ青になるほど壮大なテーマが掲げられています。
ゲストに平山昌尚(HIMAA)さんと画家の中村穣ニさんを迎え、三者の“ナンセンス”が爆発したニットやスエットなどがラインナップに並びます。また過去の企画で好評だったキッズサイズも展開。
こういうファニーなアイテムは、親子のリンクコーデで使うと魅力が何倍にも増します。
デザインだけでなく、アイテムの一部にはサスティナブル素材を用いるなど、環境にもしっかりと配慮。めちゃくちゃハイセンスなことをさらっとやってます。
センスがないからナンセンスではなく、センスだけでは測れない魅力のことをナンセンスを呼ぶんじゃないか。そんなことを思わせてくれる「トーキョーナンセンス」の新作は明日2月11日(木)に発売されます。