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平和を願い、世界を歩き、服を作るリベレイダース。21SSコレクションは、沖縄の空気を孕んだミリタリーかつスパイシーな仕上がりです。

「liberate(解放)」と「raiders(侵略)」。

リベレイダース(Liberaiders)〉は、相反するふたつの言葉から生まれたブランドです。北京で生まれ育ったディレクターのMei Yongが、メディアやハイプに翻弄される世の中に疑問をもち、自分の目で足で世界を見るべく、同ブランドを立ち上げ。これまでチベット(中国)、キューバ、ネパール、ロシアなど各国を旅しながら、そこでのインスピレーションをもとに服作りを行ってきました。

空虚な大都市・東京を写した20FWは、多くの人に希望を与えるコレクションとなりましたが、つづく21SSの舞台に選ばれたのは、沖縄でした。

「ミリタリーのエレメントを自分の洋服で表現する背景には、本当に世界が平和になって欲しいという願いを込めてもの作りをしています」と語るMei Yong の言葉通り、その強い意志はしっかりとプロダクトに通っています。

沖縄に漂うおだやかな時間と、それと隣り合う見えない恐怖。それらから目を背けず、服を介して世界へ発信しようとしています。

なかでも気になるアイテムを以下でピックアップしました。

CANVAS HUNTING JACKET ¥35,000+TAX

厚織りの撥水性に優れたパラフィンキャンバス生地を採用。衿と袖口をコーデュロイで仕立て、さらにバイカラーのポケットやオリジナルのメタルDリングを胸元に配すことで、レトロアウトドアを彷彿とさせています。

裏地にはヘリンボーン生地を使用し、アウトドアシーンでも活躍するタフな設計に。時間をかけて自分好みの一着に育ててください。

R.P.L CHAMBRAY SHIRT ¥17,000+TAX

アウトドアウェアを下敷きに、街着として昇華させた一枚。グローブや道具を収納できるポケットに加え、胸ポケット下のDカンや背中のヨーク部のループなど、こまかなギミックが光ります。胸と背中に染み込みプリントされた「RADIO PSYCHO LIBERAIDERS」 が、アクセントに効いています。

HERRINGBONE SARROUEL PANTS ¥16,000+TAX

10ozのヘリンボーンツイルを使用したサルエルパンツ。さらりとした肌触りと、ポケットにプリントされた折り鶴がポイントです。ベイカーポケットの縫い目にはロープが通されていて、ヴィンテージの雰囲気を醸しています。

ブランドの核となる「ミリタリー」を打ち出しつつ、沖縄の香りを纏わせたコレクションに相成りました。日本を、世界を渡り歩いてきたディレクターだからこそ、成し得たことかもしれません。

解放と侵略、ふたつの相反する事柄は、現実では決して交わることはないけれど、 〈リベレイダース〉は服を通してその融和をはかり、平和を願いつづけるでしょう。

INFORMATION

Liberaiders 21SS COLLECTION

問い合わせ先: ニュートロン
電話:03-5785-4672 (10:00〜18:00/土日を除く)

公式ウェブサイト
公式ウェブストア
公式Instagram

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