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二人三脚で環境問題に立ち向かう。オールバーズとアディダスによるコラボレーション第一弾がお披露目されました。

約一年前、ライバル関係にありながら、フットウェア業界のCO2排出削減を目指し〈オールバーズ(allbirds)〉と〈アディダス(adidas)〉はパートナーシップを締結しました。

そして今回、そのコラボレーション第一弾が発表されました。完成したのはもちろん地球に優しく、それでいてパフォーマンスも妥協しない一足、その名も「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」です。

パートナーシップの最終的な目標は、“カーボンフットプリントゼロのランニングフットウェア”。今作は一足あたり2.94kgCO2eとなり、ゼロとは行かないまでも、両者にとって史上最も低いカーボンフットプリント排出量のシューズとなりました。

その成功の要因となったのが、各ブランドの独自技術である2つのテクノロジーでした。ミッドソールは〈アディダス〉が誇る「Lightstrike」をベースに、サトウキビを原料とする〈オールバーズ〉の「SweetFoam®」で再構築。優れたクッショニングを活かしながら、環境に配慮した天然素材の実装を実現しました。

また、今回のために開発されたアッパーは、リサイクルポリエステルと木材パルプからつくられた天然素材テンセルを採用。滑らかで軽量、かつカーボンフットプリントを大幅に削減しています。

スタイリッシュなシルエットに、オールホワイトのカラーリングという秀逸なデザインは、ランニングシューズが持つスポーティさを感じさせないモダンな仕上がりとなりました。ヒール外側に、今作一足あたりのカーボンフットプリント量“2.94”がハンドペイント調であしらわれているのも粋な図らいです。

「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、現在adiCLUB会員限定で抽選を受付中。世界限定100名の当選者にプレゼントされます。また2021年秋冬に10,000足限定で一般販売され、2022年春夏にはさらに流通量を拡大するとのこと。手元に来るまでにはもう少し時間がかかりそうですが、首を長くして待ちましょう。

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