リネンやコットンなどの天然素材を駆使し、ワークやミリタリーといった普遍的なアイテムに新たな表情を与える〈コンフェクト(CONFECT)〉。
そんな彼らは「舶来物」にフォーカスし、独自のフィルターで表現する「HAKURAI」シリーズを展開。第5弾ではインド・カシミール地方の伝統文様を着想源に、ブランド初となるペイズリー柄のアイテムを発売しました。
本コレクションには、ジャケット、パンツ、ショートスリーブシャツの3型がラインナップ。どのアイテムにもインド発祥のペイズリー柄があしらわれていますが、これは日本の伝統技法・半抜染で表現したもの。
ジャケットはゆとりのあるスクエアシルエット。ペイズリー柄のおかげか特有のフォーマル感は払拭され、日常でラフに着られるアイテムとなっています。
日本の伝統技術である半抜染は“あえて完全に色を抜ききらない”加工のため、抜染のなかでも特に技術を要するのだそう。アナログの作業だからこそ、ひとつひとつで濃淡差があり、日本ならではの趣が感じられます。
パンツは、太すぎず細すぎずなちょうどいい塩梅のシルエット。ドローコードでウエストを調整できるイージー仕様になっているのも嬉しいポイントです。ジャケットとセットアップで着るのもよし。
来たる夏に重宝するショートスリーブシャツは、リラックス感あるオーバーサイズに。単調な格好になる季節だからこそ、これぐらいデザインが効いているモノを選ぶのが吉かもしれません。
ちなみにインディゴ染料は着込むほどに淡くなっていくそうなので、愛着を持って長く使い続けられるはず。
インドと日本の伝統が溶け合い、完成した味わい深い3つのアイテム。現在、ブランドの公式サイトで発売中です。