シンプルで気の利いたデザイン、そしてリーズナブル。そんなオリジナルの家具や雑貨をたくさん揃え、ぼくらを魅了する〈イケア(IKEA)〉。ここでは今月発表されたばかりの秋の新商品を紹介します。
そもそも〈イケア〉といえば日本人の嗜好に合う北欧デザインが底流にありますが、今回はそのなかでも温かみのあるアースカラーや馴染みのいい天然素材などにフォーカス。手持ちの家具と組み合わせることで、より落ち着いた空間を演出できるといいます。それでは早速、700点以上ある新作の中から代表的なものをご覧いただきましょう。
まずは一人暮らしの部屋にちょうどいいシングルベッドのフレーム「ブロークレン」。こちらは付属のコーナーヘッドボードを使えば、ソファのようになる優れもの。寄りかかって読書をしたり、テレビを見たり、これはちょっとしたアイデア商品です。
お次はガラス扉付きのキャビネット「バゲッボー」。思い出の品はもちろん、大事なアクセサリーやコレクションしているものを保管するのに便利で、サイドが網目状になっているところも洒落ています。しかも、気兼ねなく手を出せるこの価格が嬉しい!
こちらのラグ「ペーデルスボリ」は、フリンジと平織りを交互にあしらったユニークなデザイン。天然素材のウールを使うことで肌触りがよく、耐久性にも優れた一枚です。ちょっとゴロゴロ横になりたいときもこれがあると便利(笑)。
続いて紹介するのは、ただの花瓶かと思いきやちょっと形が変わっています。こちらじょうろとしても使える「チリフルクト」で、1.2リットルの水が入るというから驚き。クリアガラスのタイプと亜鉛メッキを施したスチールのタイプがあり、ガーデニングが好きなひとへのプレゼントにもおすすめです。
お次もガーデニングに関連した商品で、陶器でできた鉢カバー「ドロームスク」。釉薬で美しいグラデーションを表現したこちらは、屋内でも屋外でも場所を問わず使えます。3サイズあるので、たくさん並べて使ってもかわいいかもしれません。
最後は子供におすすめのシリーズ「モーラ」です。ひとつは厚紙で街がつくれるペーパークラフトのセット。これがあれば思う存分、切って貼って色を塗って、コロナを気にせずおうちで遊べます。そしてもうひとつは筒型の収納ケース。これがあると意外と便利で、子供がつくったものを場所を取らずに仕舞えます。ペンキを散らしたようなデザインも◎。
ここでは紹介しきれませんが、他にもデザイン性と使い勝手に富んだものがたくさん揃っています。
これまで〈イケア〉といえば、郊外のストアまで足を運ぶ必要がありましたが、最近は原宿や渋谷、新宿といったアクセスのいい場所に都心型店舗を続々オープン。空いた時間や仕事帰りに立ち寄れる、身近な存在になりつつあります。この機会に好きなものを手に入れて、自分だけのくつろぎの空間をつくってみてはどう?