先日発表された〈ジバンシィ(GIVENCHY)〉の2022年スプリングコレクション。電車の車両基地を舞台にした最新作は、服をキャンバスにしたかのようなグラフィティが注目を集めました。
実はこれ、〈ジバンシィ〉のクリエイティブ・ディレクター、マシュー・M・ウィリアムズの親友のアーティスト、チト(Chito)によるもの。シアトル生まれで現在、メキシコを拠点に活動する彼は、エアブラシでラフに描いたような愛らしい犬のキャラクターで知られています。今回はその象徴的なグラフィティをはじめ、女の子とハートの作品「Truehearted」、〈ジバンシィ〉のアイコンとチトのシグネチャーを融合した「4Gハート」がさまざまなピースにあしらわれました。アクセサリーのなかには、〈リモワ〉とコラボしたスーツケースもあるというから気になります。
そんなチトとタッグを組んだコレクションの一部が7月16日(金)から先行発売されます。
詳しいアイテムのラインナップはアナウンスされていませんが、ファッションのエレガンスを追求してきた〈ジバンシィ〉のイメージをいい意味で覆すようなクリエーションです。リリース先はブランドのオフィシャルサイトとのこと。
近年、当たり前のものになりつつあるアートのファッションの融合。そんな状況のなかでもこちらは一際目立つコレクションになったように感じます。気になった方はお見逃しなく。