サーキュラーエコノミーの実現に向けて。カンペールから、メインパーツをリサイクルできるサンダルが登場。

ここ数年で「サスティナブル」という概念もだいぶ浸透してきましたが、100％リサイクルの循環型ファッションを達成するにはまだまだ長い道のりがあります。とりわけ、完成までに何十ものパーツや複雑な製造工程を要するシューズづくりにおいて、完全な循環型システム構築へのハードルは実に高いといえるでしょう。

そんななか、スペイン・マヨルカ島生まれのシューズブランド〈カンペール（CAMPER）〉から、メインパーツをリサイクルできるサンダル「WABI」が登場。サーキュラーエコノミー（循環型経済）、そしてサスティナブルな未来の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。

WABI for MEN 各¥9,900

WABI for WOMEN 各¥9,900

日本の伝統的なミニマリズムにインスパイアされた「WABI」。

人間工学に基づく一体成型のデザインが特徴的で、メインマテリアルにはリサイクルTPUという単一素材を採用。これにより、履き手の健康面をサポートしつつ、環境への負担も軽減されるというわけです。また、製造工程を簡略化することで生産時のCO2排出量を大幅に削減するなど、素材だけでなく生産プロセスも見直されています。

ご覧の通り足にフィットする形状に仕上げられているため、履き心地は抜群。加えて、柔軟性にも優れているとあれば、インドアからアウトドアまで幅広いシーンで活躍してくれそうです。

コンパクトかつ親しみやすいルックスで、驚くほど快適、それでいてエシカル。今夏のサンダルはこれに決まりです。