花を、写真を、愛でよう。写真家松本直也とスタイリスト林道雄による“飾る写真”とは。

「花を生けるのではなく、飾ってもらいたい。」そんな想いからスタートしたという「松本林の華 ／ 松本直也・林道雄」。以前フイナムでスタイリスト兼〈byH〉デザイナーの林道雄氏にインタビューしたときにも話題になった、ある種の美意識が今回一つの形に結実しました。

孤高のクリエイター、林道雄に迫る。

花を愛し、写真を愛する林氏からのラブコールに、旧知の仲である写真家の松本直也氏が答え、「飾る写真」をメインコンセプトに、花を被写体とし、花器・空間のスタイリングを林氏が手がけ、松本氏が写真に収めた作品群が展示されます。

いまストリートアートの界隈がものすごい盛り上がりを見せるなか、部屋になにかを飾るという行為自体は、以前よりも一般化してきているのではないでしょうか。ですが、写真を飾るとなると、まだ敷居の高さを感じるひとは多いはず。

ひとときの儚い美しさを愛でる「花」と、美しさを恒久的に保存できる「写真」との掛け合わせは、古今東西、多くのアーティストを魅了し続けて来ています。

今回、令和の世に生きる二人のクリエイターはどのような作品に昇華したのか。

会場は高知市のコンセプトショップ「OKYAKU」です。年の瀬に“美しいもの”を見に行ってみませんか？