年始はチョコレートの話題が絶えません。なにせバレンタインデーが控えてますから。プレゼントする側でなくても、浮き足立つ人も多いと思います。ここにまたひとつ気になる話題が舞い込みました。
それが、「ロッテ(LOTTE)」が7年の歳月をかけて生み出した新作チョコレート「DO Cacao chocolate」の「カカオ70」を使用して、鳥羽周作さんがアレンジした料理を「sio(シオ)」と「Hotel’s(ホテルズ)」で、1月25日(火)までの期間限定で提供されているというのです。
雑誌からテレビ、自身のYouTubeチャンネル、そして昨年オープンした新業態の「Hotel’s」と、常に話題が絶えない鳥羽さん。今回は『食べて知る「DO Cacao Project」』として、二店舗で異なる料理を生み出しました。
「Hotel’s」では、スペシャリテの「鳩と雑穀米」をアレンジした「鳩とカカオ」が登場です。鳩が穀物を食べることから穀物のサラダ仕立てにしたというこのひと皿。鳩とチョコレートの相性のよさはもちろん、甘く煮たゴボウとチョコレートのフルーティな酸味と苦味がポイントに効いています。
鳩という高級食材でも劣らないチョコレートのポテンシャルの高さが引き出された、ありそうでない逸品に仕上がりました。
一方、「sio」では過去に提供されていた「鯖とクレープ」をアレンジした「鯖とカカオ」というひと皿に。柔らかなクレープのなかにさまざまな具材を包みこんだ、食べたときに驚きを感じさせる一品です。チョコレートの持つ酸味と苦味が、鯖の干物の旨味、果物やナッツ、玉ねぎの持つ甘味をじわりと際立たせています。
そもそも、この料理で使われている「DO Cacao chocolate」は、「ロッテ」が“素材のポテンシャルを最大限に引き出した最高のチョコレート”をつくるために、パプアニューギニアでカカオの苗を育てるところからプロジェクトとしてスタートしました。
今回は、このカカオ含有率が59%の「カカオ59」と70%の「カカオ70」の2種がセットがオンライン限定でも発売されます。
フルーティでレーズンのような香りを持つ今回のカカオ。「カカオ59」はよりフルーティに、「カカオ70」は苦味と酸味がしっかりとした、どちらも個性ある仕上がりとなっています。
食べ方は舐めて食べるのが推奨とのことです。ちなみに、まだたくさんつくれないみたいなので気になった方はお急ぎを。
さらに今回の「DO Cacao Project」では、カカオの皮、ハスクを原料に使用し「新潟麦酒」が手掛けたビールと、染色に使用した〈ジラフ(giraffe)〉によるネクタイもつくっています。
特に気になるビールは、食前酒にぴったりなふくよかかつ華やかな香りが魅力。口にふくむとフワッとカカオの香りが立ち上がったあとに、しっかりとした味わいを楽しむことができます。少しぬるいぐらいの温度だとより風味を味わえて、これもまた美味です。「DO Cacao chocolate」とこちらも、「sio」と「Hotel’s」で食後に提供されます。
期間限定で料理を提供するなど、いろいろな楽しみがある今回の試みですが、実は「sio」に招待してくれるというキャンペーンもやっているのです。詳しくはこちらをご確認ください!