アウトドアサウナが広まったり、“ヒュッゲ”が流行ったりと、ここ最近はフィンランドに何かと注目が集まっています。
いま人気が高まっているスニーカーブランド〈カルフ(KARHU)〉もフィンランド生まれ。北欧らしいカラーリングと、自然のなかも楽に歩けるスペックを持っています。
そんな〈カルフ〉が同じくフィンランド生まれの作家、トーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズとコラボ。絵本のようなスニーカーが完成しました。
今回の着想元は「Moominpappa at Sea(ムーミンパパ海へ行く)」の話。カルフの定番モデル「FUSION 2.0」と「ARIA」をベースに、物語を描き出します。
「FUSION 2.0」はムーミン一家が新しい家を見つけるために航海する様子を表現。さまざまな顔を見せる海のなかをムーミンたちが進んでいきます。
このシューズは、耐久性の高いナイロン素材とスエードのコンビネーションにより丈夫な作りになっているのがポイントです。
一方「ARIA」はムーミン一家が辿り着くロックアイランドの灯台をイメージ。灯台のもとで見る夜明けの空や、雪の混じった水滴などすこし寂しく美しい島の空気感を再現しています。メッシュのクラシカルな感じもまたよし。
こちらはアッパーと一体化したインソックス構造を採用し、軽快な履き心地と安定したホールド感を実現。ぴたっと足にフィットして、ムーミンたちのいる島のように岩だらけでも安心です。
どちらもムーミンデザインのオリジナルシューズボックス、オリジナルインソールが付き、かわいらしくパッケージングされています。
「ムーミンパパ海へ行く」はキュートなムーミンたちのイメージとは裏腹に、不安や苛立ちが渦巻く教訓的な物語。でも最後には〈カルフ〉のシューズの色合いのように、優しく穏やかな結末が待っています。
〈カルフ〉のシューズと「ムーミン」の物語、この冬は北欧の世界にどっぷり浸かってみるのもよさそうです。