1982年の創業からこれまで、素材や生地における最高峰の研究のもと、第一線で服づくりをしつづける〈ストーンアイランド（STONE ISLAND）〉。
スポーツウエアの共通感覚を新たに定義したブランドとしても認知されているわけですが、このたび40周年のアニバーサリーを迎えました。これまでの軌跡をたどりつつ、ブランドの新たな始まりを告げるムービーが公開されたので、ご覧ください。
せっかくなのでブランドのあらましをかんたんに。
1982年、イタリアはモデナ近郊に位置するラヴァリーノにおいて、初期コレクションをデザインしたアートディレクターのMassimo Ostiにより設立され、現在クリエイティブディレクターを務めるCarlo Rivettiが1983年よりブランドを率いています。
ファーストコレクションで発表された「Tela Stella」。通常であれば洋服に使用されることのない、非常に丈夫な素材であるターポリンを長い時間をかけてウォッシュ加工を施すことで、使い込まれたような風合いに仕上げた生地のことを指します。同生地を採用した7着のジャケットを製作し、その後のブランドの指針を大きく決定づけたでしょう。
また、ブランドの歴史のなかで思い出されたいのが、縫製後のウェアに手を加えるブランド独自の技術。染色や加工の研究の末、これまでに60,000以上もの染色配合を生み出してきました。
あらためて浮かび上がった「研究」、「実験」、「機能性へのこだわり」の3つのコンセプト。さらなる飛躍を予感させる〈ストーンアイランド〉に、これからも目が離せません。
