未来を担うニューコレクション “ONE LIFE ONE PLANET”。ディースクエアードが新たな一歩を踏み出しました。

毎年、何十億という数の新しい衣料品が流通する日本のアパレル市場。そのなかの1/4程度はひとの手に渡ることなく廃棄されるといわれ、以前からファッション業界全体のあり方が問われています。これに続いて昨年、世界各国で売れ残った衣類の一部が南米チリの砂漠で廃棄されていることも明るみになりました。

そんな社会状況を背景に、より責任を持った服づくりをすべく〈ディースクエアード（DSQUARED2）〉が立ち上がりました。

今回リリースされるのは、できる限り環境に配慮したというカプセルコレクション「ONE LIFE ONE PLANET」。デザイナーであるディーンとダンのケイティン兄弟は「私たちはクリエイティブなプロセスから取り組み、特定の側面から環境への影響を軽減させる素材や、製品の加工や処理、仕上げにおいて新しい方法を検討してきました」とその経緯を説明します。

ボンバージャケット ¥172,700、デニム ¥78,100

Tシャツ ¥37,400、デニム ¥78,100

スエット ¥74,800、デニム ¥63,800、腰に巻いたパーカ ¥81,400

Tシャツとスエットにはオーガニックコットンや、オーガニックコットンとリサイクルコットンのミックスジャージーを、そしてオーバーサイズのボンバージャケットにはリサイクルナイロンを採用。

このブランドに欠かせないデニムは新たに選ばれたオーガニックコットンに、リサイクル素材を使って紡績されたストレッチヤーンと分解性繊維のエラスタンを加えてつくられています。

「ONE LIFE ONE PLANET」は、4月15日に発売がスタート。「阪急メンズ大阪」ではこのカプセルコレクションを揃えたポップアップストアを4月26日まで開催中です。

〈ディースクエアード〉が環境配慮を明確に打ち出す最初のコレクション。今後どう発展していくのか注目です。