〈ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)〉のディレクターを務める、オリヴィエ・サイヤール。過去には、パリの「ガリエラ宮モード美術館」の館長として手腕を振るってきた、異色の経歴の持ち主です。
そんなオリヴィエによる巡回展「Chaussoeuvre by Olivier Saillard」が、〈ジェイエムウエストン〉の青山店・心斎橋店で開催されます。
展示タイトルにもなっている“Chaussoeuvre(ショスーブル)”は、フランス語で靴を意味する“chausseur”と、作品を意味する“oeuvre”を組み合わせた造語。
その言葉通り、〈ジェイエムウエストン〉のアイコニックなモデルを元に、シュールレアリスムの作品を彷彿とさせるオブジェをつくり上げました。
展示されるのは、10足のアートピース。メゾンの卓越した職人技術と、アートやファッションに深い造詣を持つ、オリヴィエのアイデアが見事に調和しました。
1枚の革を立体成形して生み出されるブーツ、手縫いのノルヴィージャンステッチ、その他の縫製、釣り込み、底付けなど、100年以上をかけて受け継がれる技術を、ぜひご覧ください。
4月22日(金)から5月17日(火)、5月20日(金)から6月13日(月)の2期に分けて開催されます。