寺本欣児、小木“POGGY”基史。ヴィンテージを愛し、ヴィンテージに愛された男2人による3つの銘品。144人のための嗜好品です。

服をこよなく愛するフイナム読者なら ”KGG” は当然ご存知でしょう。

世界屈指のヴィンテージ・コレクター、「サーティーファイブサマーズ（35SUMMERS）」代表の寺本欣児さんの企画「KINJI’S GREAT GROSS」のことです。

どんなものかと言うと、寺本さん自身が厳選した特別なアイテムを製作し、1つのアイテムにつき144枚限定で先行予約販売するというプロジェクト。

これまで幾度にわたり、至極のアイテムをお届けてきた同企画ですが、今回はゲストを迎えて製作がおこなわれたとのこと。いやはやこの布陣、良くないわけがありません。

国際的なスタイルアイコンでありファッションキュレーターの小木“POGGY”基史さんを迎え、今回は3型を製作しました。

まずひとつめは、寺本さんが所有する老舗アメリカンワークブランド〈ビッグヤンク（BIG YANK〉の1942年製のオーバーオールをもとにデザインしたアイテム。デニムのオンスも当時のものを再現し、生地の耳使いなど、珍しい縫製にもこだわっています。

お次は、〈ビッグヤンク〉のシャンブレー生地で1910年代のサックコートをオマージュした一品。オリジナルのガチャポケデザインはそのままに、襟を立てるとスタンドカラーにもなります。着方もさまざまで、裾をタックインしてシャツ仕様にしてもよし、出してジャケットスタイルにしてもよしです。

POGGYさんの代名詞的なアイテム、ピーク付きのピーキーハットも今回特別に製作。トップのボンボンをバイヤスで裁断し、いいバランス感のほつれがでるよう調整しました。先のアイテム同様、〈ビッグヤンク〉のシャンブレー生地を採用し、通年で着用が可能なアイテムです。

以上。これまでふたりが目と耳と肌で培ってきた知識、センスが今回撚り合わされ、至極の3型が生まれました。

もう触手が反応してうずうずしている方、すでに受注の受付ははじまっているのでお急ぎください。もっと詳細が知りたい！という方は、ふたりの熱い想いが伝わってくる紹介動画があがっているので、ぜひご覧になってからポチってください。