サスティナブルなのはもはや当たり前。それをいかにファッションとして成り立たせるか、モノとしての強度を強めるか、というのがいまの課題のようにも思えます。
そんな折、川西遼平さんと「OR NOT」のコラボレーションのニュースがフイナムに届きました。このプロダクト、サスティナブルの一歩も二歩も先を行ってますよ。
あらためて「OR NOT」とは、デザイナーズブランドのアーカイブピースを取り揃えるECプラットフォームであり、また独自のエディトリアル記事を発信するメディアでもあります。そして川西遼平さんは、ご存知「LES SIX」の代表であり、元〈ランドロード(LANDLORD)〉のクリエイティブ・ディレクターです。
アートとファッションを根っこに持つ両者とくれば、その思想をつぎ込むプロダクトがかっこよくないわけがありません。
つくられた背景の話をすると、この企画は「OR NOT」が考えるサスティナブルへのひとつの形として、2021年にスタートした「REPURPOSE PROJECT」というプロジェクトの一環。
廃棄されてしまうようなものをアップサイクルして、新たな意味を創造することを目的としています。具体的にはデザイナーと「OR NOT」が手を取り合い、オリジナルアイテムを制作・販売しています。
今回はその第三弾として川西さんをお迎え。安いものは300円から高いものは5万円まで、川西さんが買い付けたという古着に、オリジナルの刺繍を施したコンセプチュアルなウェアをつくりました。万国共通の企業ロゴに、メッセージを上乗せすることで、先の通り新たな意味が創造されています。以下にてライナップの一部をご紹介します。
発売は来週5月16日(月)12:00より。川西さんへのインタビュー記事も合わせてチェックしてみてください。