花井祐介のエキシビションが天王洲のT&Y Projectsにて開催中。200号の大型ペインティング作品も登場。

コミカルなタッチで描かれる、猫背で哀愁漂う人物のイラストで知られるアーティスト・花井祐介さん。2005年より作品の展示を本格始動させ、「ビームス」や〈ヴァンズ〉など人気ブランドとのコラボを幾度となく実施。シニカルながら親しみを感じさせるアートワークの数々は、日本のみならず国境を超えて愛されています。

そんな花井さんが、国内で5年振りとなる作品展示を「TERRADA ART COMPLEX II」の4Fにあるギャラリー「T＆Y Projects」にて開催中。過去最大規模となる200号のペインティング作品に加え、陶芸家・野口悦士さんとつくった陶芸作品も登場しています。

“日本からアジアへ、日本から世界”をテーマに、これまで五木田智央さんや井田幸昌さんといった錚々たる面々の個展を発表してきた「T＆Y Projects」。

その第三弾として開催されている本展は、花井さんのキャンバスや陶芸作品だけでなく、「T＆Y Projects」がコレクションしているジャン・プルーヴェ（Jean Prouve）やル・コルビュジエ（Le Corbusier）の希少なヴィンテージ家具とともに構成。ギャラリーを日常のワンシーンに落とし込み、老若男女さまざまな人々が楽しめる空間が演出されています。

会期は6月11日（日）まで。是非とも足を運び、一点一点じっくりと堪能してみてください。