南青山のマンホールが、ニコラス・デイリーの定番に別注色をオーダー。冬の光で表情が変わる、愛嬌たっぷりの帽子です。

南青山のセレクトショップ「マンホール（MANHOLE）」は、”今作られている現代にフィットするものと、過去に作られてきたそれぞれの時代にフィットするもの。未来の古着と、現代の古着を取り扱う”というコンセプトのもと、〈CLASS〉や〈FRANK LEADER〉〈Niceness〉など、ツウ好みのブランドと古着を取り揃えています。

同店のおもしろさは、そのラインナップにとどまらず、ブランドと密に関わって企画を仕掛けている点。今回届いたニュースは、〈ニコラス・デイリー（NICHOLAS DALEY）〉とのマッチアップです。

〈ニコラス・デイリー〉のコレクションにブランド設立当初からラインナップされる手編みのバケットハット。イングランド国内の工房でデザイナーの母率いるニッターチームが生産を担う、ブランドのシグネチャーアイテムのひとつです。通常ウールやコットン、ジュートを用いてつくっているモデルですが、22AWコレクションではアクリルファーを用いることで従来のイメージを一新。その名も、「HAND KNITTED FUZZY HAT」です。

今回、「マンホール」はその別注色を依頼。コレクションにラインナップされるBLACK、BURGUNDYの2色のほかに、GREEN、SILVER×SKY、MUSTARD×WHITEの3色を追加しました。毛羽立ったアクリルファーは光を受けてさまざまな色を取り込みます。

ヴィンテージアイテムに合わせれば軽いラフな印象を与え、古着ならば華を添え、はたまた現行のデザイナーズブランドと掛け合わせれば茶目っ気がプラスされる。決して主役として前にたつわけではないけれど、服に表情をつけてくれるアイテムでしょう。

発売は10月7日（金）より、きっと冬の相棒になってくれます。