小粋な家具屋の店主は、芸術にも造詣が深いものです。沖賢一の個展“ニックとトニー”が南青山の「NICK WHITE」で開催です。

メインストリートからすこし外れた小路で、古くて味のあるぬくぬくした家具屋を切り盛りするニック・ホワイト。彼は絵描きの友人、トニーと仲良しです。ある日、ニックはトニーの絵で自分の店を飾るという素敵なアイデアを思いつきます…。

…的な感じでしょうか？ 沖さんの個展は“架空の家具店店主ニック・ホワイトと昔から絵が好きで描き続けているトニー”という、なんともユニークなテーマで開催されます。

福岡を拠点に活躍するアーティスト、OKI KENICHIによる展示会“ニックとトニー”が、南青山のインテリアショップ「NICK WHITE」で10月22日（土）から開催されます。

OKIの味わいをたっぷり含んだ抽象画や文字作品など、新作を含む平面作品を主に展示。さらに今回は、直にアートが施された世界で二脚だけのスツールも展示されます。これは沖さんも初の試みだとか。

また、沖さんが営む売店「OKIOSK」で扱うオリジナルグッズも販売されます。「NICK WHITE」恒例、コラボステッカーも制作。こちらの仕上がりも要チェックです。

ニックとトニーの楽しげな企みをちょろっと覗いてみてください。

OKI KENICHI / アーティスト
福岡を拠点に国内外で活動。人物を変形させることで思考を表現した抽象画、アルファベットを独自の形に変形させた文字作品、またはその2つを掛け合わせた作品をベースに、立体作品やインスタレーション作品なども発表している。
2014年にはニューヨークへ渡り、Bushwick Open Studiosの参加アーティストに選出。
また、アパレルブランドやミュージシャンとのコラボレーションアイテムのデザインも手掛ける他、福岡・六本松にスタジオ兼売店OKIOSKを構えるなど、多岐にわたる活動を行なっている。
Instagram:@okiiiiiiiiii