数ある〈リモワ(RIMOWA)〉のスーツケースのなかでも隠れた名作といえば「オリジナル パイロット」です。
発売はいまから29年前。その名の通り、飛行機のコックピットに並ぶ2つのシート、その間にちょうど収まるサイズということもあり、パイロットたちから愛されてきました。上蓋が大きく開き、入れた荷物が取り出しやすかったことも彼らに受け入れられた理由のひとつでした。
その後、レコードを持ち運ぶDJや、海外を飛び回るビジネスマンなどにも広まっていったといいます。
今回、そんな「オリジナル パイロット」のニューモデルがリリースされました。
まず触れたいのは、アルミを使ったグルーブデザインのボディ。〈リモワ〉の定番「オリジナル スーツケース コレクション」の美学を反映したという無骨な見た目です。
内側には16インチのノートPCが入る、パッド入りのコンパートメントを完備。取り外せばブリーフケースとしても使える優れものです。加えて、バッテリーや充電器の収納に便利な2つのジップ付きポケット、小型のタンブラーや折り畳み傘が入る垂直ポケットも用意されています。
「TSA(アメリカ運輸保安局)」が承認するロックを2つ備えるところも嬉しいポイント。短期間の旅行から日々の通勤までさまざまなシーンで使えます。
こちらは2月23日から〈リモワ〉のストアとウェブサイトで発売中。90年代の航空会社からデザインのイメージを膨らませたオリジナルステッカーのセットも用意されています。