クヴァドラにラフ・シモンズにジョージ・ナカシマ。家具好き、インテリア愛好家のみならず、多くの人に届けたい催しが始まっています。

デンマークのテキスタイルメーカー〈クヴァドラ（Kvadrat）〉と、〈ラフ・シモンズ（Raf Simons）〉の協業によって、 2014年にスタートした〈クヴァドラ/ラフ・シモンズ（Kvadrat/Raf Simons）〉のコレクション。

〈クヴァドラ〉といえば、インテリア好きには広く知られたメーカーで、それがファッションだけではなくアートやインテリア全般に造詣が深いラフ・シモンズと組んだわけですから、好事家の間では大きく話題になった出来事でした。

そしてこの度、新たなライフスタイル アクセサリーコレクション「シェーカーシステム（Shaker System）」の日本初上陸イベントが開催されます。今回のイベントではキュレーションを「エンケル（ENKEL）」 の水澗航が務めています。

このYoutube内でも〈クヴァドラ〉のファブリック使ったアイテムを紹介していることからも、その縁の深さや思い入れを窺い知ることができます。

本展では、日本初上陸となる「シェーカーシステム」のバリエーション豊かな製品を展示するとともに、現代の暮らしをリセットし、一定の秩序から新しい美を創造するという〈クヴァドラ/ラフ・シモンズ〉の新たなコンセプトの紹介の場にもなります。

既にデンマーク本国では〈クヴァドラ/ラフ・シモンズ〉の世界観を表現したコンセプト・ストアがコペンハーゲンにオープンしていますが、今回は「ISETAN SLAONE（東京ミッドタウン）」の空間に、現代美術家の杉本博司が内装デザインを手掛け、ラフ・シモンズも愛用する〈ジョージ・ナカシマ（George Nakashima）〉の家具を合わせた新たな世界観で表現します。

〈クヴァドラ/ラフ・シモンズ〉のテキスタイルを纏った特別仕様の〈ジョージ・ナカシマ〉の家具の展示・受注販売を行うとともに、「エンケル」が取り扱う等身大の暮らしに彩りを添える作家作品も揃います。

インテリアに興味がない方にもぜひ見ていただきたい、珠玉の催しとなっています。