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趣味と暮らしをサポートするクルマ、ルノーのカングーがリニューアル。もっと遊べる空間に大進化した新型モデルは、なにが変わったのか?

フランス生まれのデザインと、生活に寄り添う高い実用性で人気の〈ルノー(RENAULT)〉の「カングー」。フイナムでもこのクルマをフィーチャーした連載記事を通して、その魅力を発信してきました。

そんな「カングー」が今春より大幅なリニューアルをして再び登場。昨年の10月、コロナ禍を経て3年ぶりに開催された「カングージャンボリー」でも、その姿を披露してくれましたが、改めてどんなところが変わったのか? その気になる内容をチェックしてみましょう。

まずはじめに注目したいのが「空間」。ヨーロッパでは「カングー」の高い積載力を“ルドスパス(遊べる空間)”という造語で親しんでいますが、それが「もっと遊べる空間」として大きな進化を遂げました。

全長は210ミリ伸びたことで車内空間は広がり、荷室容量は前モデルより115リッターも増えて775リッターに。リアシートを倒した状態ではなんとプラス132リッターの2,800リッターへと増量。より多くの荷物を詰め込めるようになりました。キャンプへ行くとき、いつもは載せられなかったあのギアも、新型カングーなら載せられるかもしれません。

そしてエクステリアのアップデートも見逃せないポイント。あの愛嬌のある顔立ちを残しながら、先進のエッセンスを取り入れたデザインは、全体的に落ち着いて大人っぽくなった印象。フロントガラスを寝かせて流線形となったフォルムは、空気抵抗を減らすと同時に、その抑揚のあるボディラインで力強さを感じさせます。

一方で、フルLEDヘッドライトと、Cチェイプのデイタイムランプが装備されたフロントエンドは、クロームで縁取られたグリルによって、どこかラグジュアリーなムードを演出。

「カングー」のアイコニックなダブルバックドアは新型でも健在。ドアの開閉スペースを取らず、狭い場所でも開閉が可能なので、荷物の出し入れは変わらずスムーズです。特徴的なバンパーはボディと同色に加え、ブラックも選択可能。ちなみに、ダブルバックドア+ブラックバンパーの仕様は、日本のファンに向けて特別につくられたモデルとのこと。

気になるインテリアは、フランス流の実用性と使い勝手の良さが融合したデザインに。乗員する人みんなが快適で楽しい時間が過ごせるよう工夫されています。

フロントシートは一回り大きくなり、サポート性が向上。水平基調のデザインとなったダッシュボードは、ブラッシュアルミ調とダークグレー塗装パネル、各部に配されたクロームパーツで、上質感がグンと上がりました。8インチマルチメディアイージーリンクでは、車両の各種設定、オーディオ操作、外部機器との接続設定などが可能です。

ステアリングホイールは本革を使用し、マットクロームフィニッシャーで装飾され、運転時の気分を高めます。一方でメーターパネルは、7インチデジタルインストゥルメントパネル(インテンス、クレアティフ、プルミエールエディション) となり、先進感と視認性のよさを兼ね備えているのもうれしいポイント。

日本導入モデルでは初となるエマージェンシーレーンキープアシスト、ブラインドスポットインターベンションを含む、多彩な運転および駐車支援システムを備えているあたりも見逃せません。運転に対する負荷を減らし、安全性を高めることで、ドライバーに安心をもたらす設計になっています。

リアシートは3座が独立して、大人3人でもしっかりと乗車することができるのも魅力的。さらには静粛性が大きく向上し、ダッシュボードには 3 層構造の防音材を使用。エンジンルーム、前後サイドドアにも防音材が追加され、すべての窓ガラスの厚みも増した結果、可聴音声周波数が10%も向上。室内での会話が聞き取りやすくなったことで、みんなで出かけるときの車内は楽しいスペースとなり、帰り道はリラックスもできちゃいます。ドライブの時間がより充実しそうです。

ということで、デザイン面から、機能面に至るまで、前モデルから大きなアップグレードがされた新型カングー。日々の生活をさらに快適に、そしてより豊かで楽しいものにしてくれそう。フイナムではこの「カングー」の魅力をもっと深掘りした、おなじみの連載記事も随時公開していく予定。趣味と生活をサポートするフランス生まれのクルマ、「カングー」の動向を今後もお見逃しなく。

Text_Yuichiro Tsuji

INFORMATION

ルノー・ジャポン

電話:0120-676-365 (受付時間 9:00~18:00、年中無休)
www.renault.jp

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