韓国・ソウルの人気バー Kompakt Record Bar が渋谷のマンハッタンレコードでポップアップを開催。

韓国・ソウルで人気のミュージックバー「Kompakt Record Bar」が日本で本格始動との情報をキャッチ！ フイナムが刊行してる雑誌「フイナム・アンプラグド」2019年秋冬号でも紹介したこのバーは、ソウルのお洒落な人たちが夜な夜な集まるホットスポット。韓国を代表するDJクルー360soundsのメンバーでグラフィックデザイナーのJinmooが手掛けるバーで、洗練された空間とお酒、韓国を代表するDJたちが自身のレコードコレクションを定期的にプレイするスタイルが人気を博し、音楽好き、クリエーター、地元の仲間、旅行者など、さまざまな人たちを巻き込んで盛り上がっています。ちなみに、取材した当時は江南（カンナム）店だけでしたが、現在は規模を拡大し3店舗を展開。特に、昨年オープンした「Kompakt Record Bar 3」は、いま韓国でいちばんお洒落でイケてるエリア、聖水洞（ソンスドン）にあるので、韓国旅行の際には行ってみるとよいでしょう。

そんな「Kompakt Record Bar」が、東京渋谷の老舗レコードショップ「マンハッタンレコード」と組んで4月17日（月）～23日（日）にポップアップを開催。「マンハッタンレコード」については説明不要と思いますが、日本のヒップホップカルチャー、レコードカルチャーを語る上で、このお店はもはや伝説。1980年にオープンし、渋谷のレコ屋文化をずっと守り続けている最重要ショップです。行ったことがない人は、後学のためにもぜひチェックするのをオススメします。

今回のポップアップでは、Tシャツやトートバッグ、マグカップといった「Kompakt Record Bar」の人気アイテムに「マンハッタンレコード」のロゴをあしらいアップデート。さらに韓国の人気グラフィックライター / イラストレーターのokehのイラストも加わり、絶妙な塩梅のポップさを醸し出しています。

注目は期間中に開催されるイベントの数々。まずはポップアップ初日の4月17日（月）16:00～20:00で、「マンハッタンレコード」の店先でオープニングイベント。こちらは「Kompakt Record Bar」のメンバーがDJプレイを披露してくれます。さらに4月21日（金）には、渋谷・明治通りに位置する、これまた人気爆発中のミュージックバー「不眠遊戯ライオン」にて、ポップアップのアフターパーティ。そして翌日4月22日（土）には、下北沢のニュースポット「COUNTER CLUB」にて韓国DJ’s × 東京DJ’s のバトルロワイヤル形式な異色パーティ（と言ってもバトルではありませんが笑）。特筆すべきは、いずれのパーティもすべてアナログレコードでDJプレイされるということ。日韓を見渡しても、これだけのアナログDJが一同に会するパーティは、なかなか無いように思えます。ここが「Kompakt Record Bar」のこだわりですね。

韓国のカルチャーは気になっているけど、イマイチよくわからない。そう思っている人って実は多いのではないでしょうか？ このポップアップは韓国を知る入口としてまさに最適。まずは「Kompakt Record Bar」のインスタをチェックして、来週は渋谷「マンハッタンレコード」に行ってみましょう。ちなみに、韓国人はみんな日本と日本人、そして日本のファッションとカルチャーが大好き。東京に遊びに来る韓国人は、ほとんど全員が英語を話せますし、なんなら日本語も少し話せます。「アニョハセヨ～こんにちわ～」で、問題なくコミュニケーション取れますよ。

Text_Masaki Hirano