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ドローイングと音楽が生み出す、新しいアートの形。Ryosuke KataokaとDaigo Sakuragiによる実験的パフォーマンスが行われます。

絵の具に浸した石を転がして線を描き、その際に生じる振動から音を生成する。

芸術家 Ryosuke Kataokaと音楽家 Daigo Sakuragiによる、“偶然性”を追求したパフォーマンス『TONESTONES』が、10坪の実験的POP-UPスペース 「ソニーパークミニ(Sony Park Mini)」で開催中です。

ドローイングと音楽が融合した1回目のパフォーマンスは、4月12日(水)に行われました。その際、Kataokaさんはこんな言葉を残しています。

「自分が考える『こういったら面白いんじゃないか?』という問いに対して、石が反応してくれなかったりすることや、絵の具の付き方によってラインが変わることが面白いと感じる。何回テストをしても完全には操れない点が筆以外で書くことの面白さでもある。その中にもある程度の規則性があって、自分の中でルールは決めている。毎日通る同じ道でも、少し違う道も通ってみるといった繰り返しの中で新しい景色が見えるように、ある一定の規則性のある中で、不規則な作品が出来上がることで魅力的な作品が生み出せる」。

そのドローイングから、Sakuragiさんがシンセサイザーを起動装置として、音を加えることで作品全体に奥行きを与え、新たな一面を覗かせます。

「正解はなくて、不完全なもの。その不完全さやエラーを楽しめるものだと思っています。偶然性の中に音楽的な要素を感じたり、人によって様々な感性で解釈できる意味で面白いと思います。初回なので『どうなるのだろう?』という実験の気持ちでした。川の流れや風の揺らぎに近い有機的なリズムを、シンセサイザーやリズムマシンに変換したものが今後どういうサウンドスケープに変化していくかは、次回4月22日(土)と29日(土)のパフォーマンスでトライしていきたいです」とSakuragiさんは語ります。

構想から1年ほどの時間を費やして実現に至ったプログラム『TONESTONES』。

4月22日(土)と29日(土)には、パフォーマンスが実施され、さらに空間がアップデートされていきます。そのほかの日程でも制作された作品はご覧いただけますので、ぜひとも「Sony Park Mini」へお足運びください。

INFORMATION

TONESTONES

期間:〜4月30日(日)
時間:11:00〜19:00
※4月22日(土)、29日(土)は各日14:00〜15:00はパフォーマンスのため、CLOSE
場所:Sony Park Mini
住所:東京都中央区銀座5-3-1地先 西銀座駐車場地下1F
入場:無料
WEBページ

ライブパフォーマンス配信

パフォーマンスはインスタライブで配信されます。
日程:4月22日(土)、29日(土)
時間:14:00〜
Instagram:@ginzasonypark
このほか、以下のアカウントでも配信予定。
Instagram :@ryosukekataoka
Instagram :@daigoos

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