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連載「憧れの逸品」No.305 スニーカーに慣れた足でも気軽に履けるクロケット&ジョーンズのローファー。

スニーカーやカジュアルな靴ばかりでいささか食傷気味。たまには背筋が伸びる思いを味わいたい――そんなあなたにおすすめしたいのが〈クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)〉の「フェントン」だ。

脱ぎ履き容易なローファーながら、つややかなブラックカーフ(あるいは繊維が密なブラウンスエード)、すらりとしたフォルム、そしてホースビットで構成された「フェントン」は気軽に履けて、いつもの服がぐっと洗練される。

細部のつくり込みも申し分がない。シルバーと見紛うペールゴールド仕上げのホースビットやその存在を主張しないエプロンフロントのステッチは好例だ。

木型は日本人の足のクセを踏まえ、かかとやウェストを絞った376ラスト。自他ともに認めるローファー不朽の名作「ボストン2」にも使われる木型だ。

ソールはシティーソール。ダイナイトソール擁する「ハルボロ・ラバー」社と共同開発したスマートなラバーソールだ。記憶が確かならば、レザーソールと見紛うラバーソールをいち早くメニューに加えたのが〈クロケット&ジョーンズ〉だった。


ブラックカーフを使った一足はジーンズやチノパンを使ったカジュアルスタイルにも気兼ねなく合わせられる。¥95,700


スエードはカーフレザーのタイプよりも大人な印象に。ジャケットスタイルを引き立てる品のよさがある。¥84,700

靴の底には「シティソール」と呼ばれる薄型のラバーソールを採用。

Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa

INFORMATION

グリフィンインターナショナル

電話:03-5754-3561
オフィシャルサイト
オンラインショップ
※掲載した靴は7月に価格改定あり

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