日々の生活を豊かにしてくれる、食に酒(20歳以上の方限定)に音楽。そんな三拍子+αが揃ったお店が、埼玉県の蕨(わらびと読みます)にオープンしました。ひとりで行ってもだれかと行っても、行った人にしかわからないよさを感じられるのが、お店に足を運ばせる理由のひとつです。新たにできたオアシスへようこそ。
Photo_Teppei Hori
Edit_Yusuke Suzuki
昼はカフェ&スイーツ、夜はバーへ。
渋谷や新宿あたりから、電車に揺られることおよそ40分。蕨駅を降りて西口から5分ほど歩くと、今回の目的地である「Dubbing Foods Room」に到着します。
「Dubbing Foods Room」は昼にカフェとスイーツ、夜になるとバーへ姿を変え、スケーターやバンドマンなど目の肥えた人たちの間で話題のお店です。
前のテナントの名残りにかなりパンチがありますが、店先に植物が置かれたドアを開けるとカラフルな壁に鮮やかなテーブルクロス、店主の個性が反映された本棚がお出迎え。“ここは海外かな”と思わせる空気が、そこには流れています。
お邪魔したランチタイムは、グリーンカレーやジャークチキン、ナポリタンにBLTサンドなどがサラダとドリンクも付いたセットで¥900というリーズナブルさ。お手製のゴルゴンゾーラチーズケーキも気になるところです。
食事を楽しみ、店内を改めてゆっくり見渡すと、トイレのドアの全面にHIROTTONさんのアートワークが。他にもモデルや俳優としての活動で知られ、CROCODILE COX AND THE DISASTERのボーカルでもある大柴裕介さんによるお店の名前をスローアップで表現したものなど、仲間の作品がお店を彩っています。
15時までのランチが終わったら、休憩を挟んで18時から夜の営業へ。イレギュラーで仲間たちによるDJが聴けたり、友人たちとガッツリ呑むのはもちろん、グッドミュージックに耳を傾けながらひとりでちょっと1杯なんてのも最高なはず。蕨にできた最高のオアシスへ、ご近所の方はサクッと、ちょっと遠いという方もショートトリップ感覚で足を運んでみてください。
Dubbing Foods Room
住所:埼玉県蕨市中央1-9-8 野口ビル1F
営業時間:11:30〜15:00、18:00〜23:00
定休日:日曜日
Instagram:@d.f.room