すべて1点モノ。インド伝統の技法でプリントされたシャツが、ジャーナルスタンダードからリリースです。

“1点モノ”というフレーズに惹かれてしまうのはなぜなのでしょう。

「人の手で作業したからこそ露わになる歪さや温かさを出したい」と語るのは、ブロックプリント職人の向井詩織さん。今回〈ジャーナルスタンダード（JOURNAL STANDARD）〉からリリースされたシャツのテキスタイル・ファブリックを担当した張本人です。

あまり聞き馴染みのない“ブロックプリント”というワードですが、実はインドでは4500年も前から行われている伝統的な技法。繊細な模様が彫られた木製の版に染料を付着させて、それを布にスタンプのように押し当てて色・柄を移していくというものです。

〈ジャーナルスタンダード〉からリリースされたシャツは、そんなブロックプリントを駆使し、向井さん本人がひとつひとつ手刷りした、すべてが1点モノのプリントシャツ。

全14型が「ジャーナルスタンダード横浜店」とオンラインストア限定で発売中です。

Shiori Mukai for JOURNAL STANDARD 各¥60,500

手作業によって丁寧にプリントされた幾何学模様は、絶えず細胞分裂を繰り返すプランクトンのような、自然界が生み出す有機的なサイケデリア。

インドの工房でただひとりの外国人として制作を続ける向井さんの、繊細なプリントワークが手に取るように感じられます。

今回の発売に合わせて、向井さんの特集記事を公開中です。インド伝統のブロックプリントの奥深さとともに、向井さんの真摯な人柄にも触れてみてください。