“TIFFANY&CO.” と刻印されたシンプルを極めたリング。さすがモダンと感心、手にとって “CO.” の “O” の部分に違和感を覚えた。よくよく見ればダイヤモンドが一石あしらわれている。
シルバーとプラチナの認定基準を定めたのが〈ティファニー(TIFFANY&CO.)〉であることはよく知られたところだが、このジュエラーは実はダイヤモンドにおいても秀でている。
〈ティファニー〉が仕入れるのはその品質において上位0.04パーセントのダイヤモンドのみで、工房には1,500人もの腕利きの職人が揃う。業界最高基準のカット技術をトリプル エクセレント カットというが、もっともクラシカルなラウンドブリリアントカットにおいては、これを具現する唯一のジュエラーである。いずれもビックリマークをつけたくなるほどのバックボーンである。
アームの素材はプラチナと18Kローズゴールドの2つで、幅は3ミリメートルと4ミリメートルがある。撮影にはよりモダンな4ミリメートル幅を選んだ。
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa