厳選された素材と丁寧な縫製。その最上級が、ユニオン ランチとロンハーマンのメンズカプセルコレクションです。

顧客と職人の間に立ち、技術のつなぎ手としてデザインと真摯に向き合う〈ユニオン ランチ（UNION LAUNCH）〉。

今シーズンの「ロンハーマン（Ron Herman）」との別注企画は、ネイビーとホワイトをキーカラーにしたメンズのカプセルコレクションが展開されます。

厳選した素材によってつくられたアイテムはどれもが一線級のクオリティ。それでは、そのこだわりを見ていきましょう。

Denim Jacket ¥77,000、Denim Pants ¥61,600

〈ユニオン ランチ〉の定番とも言えるデニムラインをメンズのパターンに落とし込んで制作されたのは、40年代のヴィンテージにオマージュを捧げた渾身のジャケットとパンツです。

インドの本藍のみを使用し、オーガニックコットンをロープ染色で丁寧に染め上げることにより、化学染料では表現し得ない美しい青色に。経年変化にも大いに期待できます。

Herringbone Jacket 91,300、Herringbone Pants ¥47,300

ミリタリーのリプロダクション素材を用いたヘリンボーンのセットアップ。本来は相当に堅い生地ですが、落ち感とぬめりを出すべくバイオ加工で仕上げることにより美しいシルエットは保ちつつも、柔らかな着心地になっています。長年着続けてもへたらない風合いも魅力の一つです。

さらにパンツは本式のチノパンのディテールを再現しながら、テーパードにしてカジュアルダウン。どんなアイテムとも好相性です。

Button Down Shirt （Stripe）¥36,300、Button Down Shirt（Oxford）¥28,600

こちらのシャツは、22FWシーズンでリリースした別注モデルのアップデート版。テールと脇のスリットをなくすことで、カジュアルに設計されています。

ストライプは希少なフィンクスコットンを高密度に織り上げたライトウェザークロスを使用。ぬめりと光沢感も備わったロンドンストライプシャツです。

ホワイトはインドのオーガニックコットンを三子撚りにした糸で強度を上げたオックスフォード生地。シンプルながら、袖を通せばクオリティの高さがはっきりとわかります。

Half Zip Sweat （Gray/White）¥47,300

インラインでも展開されているハーフジップスエットをメンズパターンで別注。〈ユニオン ランチ〉が得意とするトルコ・イズミール地方で栽培される長綿のオーガニックコットンの空紡糸を使用した吊り裏毛。ドライなオーガニックと吊り裏毛のしなやかさが両立された、唯一無二の風合いが特徴です。

襟と袖口も同じ糸で編み立てた振り柄入りのリブも採用されています。

Striped T-Shirt ¥28,600、Long Sleeve T-Shirt ¥23,100

立体感のあるフォルムでワイドフィットに仕上げたバスクシャツもトルコ・イズミール地方のオーガニックコットンを使用。素材本来の色合いを活かした無染色の生成りをベースに、ボーダー部分は藍に近い深みのあるブルーをチョイス。三子糸で織られた吊り天竺はしっかりとした生地感で、洗えば洗うほど目が詰まっていきます。

ロングスリーブTシャツも素材選びには並々ならない情熱が。輸送のストレスで潰れた綿花を、加工で膨らみを再生させてから撚糸へ。本来の油分が戻ることで優しく、しなやかな風合いになり、着心地のいい天竺素材に仕上がります。シンプルながら、衿後ろは杉綾テープで丁寧に縫い代を包み込むなど、細部に至るまでこだわりが詰まっています。

選びに選び抜かれたファブリック、卓越したカッティング技術、丁寧な縫製と仕立てなど、1ミリたりとも妥協を許さないプロダクトの数々。秋冬シーズンの準備はここからスタートしておきたいです。