8月に比べて、日差しも弱まり、朝晩も少しは涼しくなってきて、夏の終わりを感じる今日この頃。〈リベレイダース(Liberaiders)〉の新作ラインナップも、だんだんと秋めいてきました。衣替えの一手目にぴったりなライトアウターを中心としたアイテム群をご紹介します。
SOUVENIR JACKET 各¥37,400
1960〜70年代のベトナム戦争時に誕生したスーベニアジャケット、通称ベトジャン。日本でもお馴染みのスカジャン同様、その土地らしい意匠がデザインに落とし込まれているのが常です。ただ、〈リベレイダース〉は、フロントにはサソリのモチーフと招福を意味する逆さの福(ダオフー)、背中にはインパマリアを刺繍であしらい、ベトジャンを独自の色に仕上げました。
生地はバイオストーン加工を施したコットンサテン。加工だけでなく、さらにはビンテージ刺繍機を使うことで、古着のような雰囲気を醸し出しています。
GARMENT DYED WORK JACKET 各¥33,000
高密度のツイルを採用したワークジャケットは、硫化染料で先染めし、その後カゴ洗いすることによって、深みのある色味を実現しています。そして、今季のテーマである“メキシコ”にちなんで、国旗にも登場する鷲のワッペンや、テキーラ原料として知られるアガベの刺繍も施されています。背中にも特大のイーグルワッペンをオン。デザインのイメージは、かつて、メキシコの企業で実際に使われていたワークジャケットだそうです。
OG LOGO COACH JACKET 各¥24,200
撥水生地を用いたコーチジャケットは、背中と胸にOGロゴ刺繍したシンプルなデザインに。と思いきや、
裏地はタコスをはじめとしたメキシコ名物をプリントした総柄になっています。このミクスチャー感は、多彩な文化が交錯するメキシコらしさを感じさせます。
STRIPE FLANNEL SHIRT 各¥24,200
肉厚なチェック生地を使用したコットンフランネルシャツ。あえて、いなたい印象の裏地を使うことで、オールド感を演出しています。シルエットはストレスの無いゆったり目で、レイヤードもしやすそう。カラー展開が豊富なのも嬉しいところです。
GARMENT DYED OXFORD SHIRT75103 各¥19,800
ヘビーオックス生地を使用したオックスフォードシャツ。このトラッドなアイテムにも製品顔料染めをし、ヴィンテージさながらの風合いをプラスしています。胸の“LR”のワンポイント刺繍も忘れずに。
SARROUEL CHINO PAINTER PANTS 各¥20,900
定番人気のBDUパンツは、これまで幾度もアップデートを繰り返し、ブランドには欠かせない看板アイテム。今季はケミカルウォッシュをかけて、着古したような風合いと柔らかな生地感に仕上げています。ほどよい太さのストレートシルエットなので、いろいろなスタイルに合わせやすい着回しのよさも魅力。
裾のフラップに折り鶴ロゴの刺繍、後ろポケットにタイベックラベルを配したりと、こっそりと〈リベレイダース〉のアイデンティティを散りばめているのもポイントです。
秋の訪れを知らせる5thドロップは、9月8日(金)より発売スタート。