身近にあるものを、どう再生させるか。世界的デザインスタジオ FORMAFANTASMAからの宿題。

植物の樹液などを原料にするプラスチックで花瓶をつくったり、小麦粉に農業廃棄物を混ぜて土に還る器を製作したり…。アムステルダムを拠点とする「FORMAFANTASMA」は、“当たり前にあるもの”にフォーカスし、入念なリサーチと実験を重ねたうえでプロダクトデザインを施すデザインスタジオです。

独自のアプローチで世界各地から注目を集める彼らが、新たなプラットフォーム「homework project」を始動。ホームワーク（宿題）という名の通り、個人単位で実践できる“再生”や“循環”を探求していきます。最初に課されたお題はこちら。

身近にあるものの視座を変えて、どう使うことができるのか、または目的を変え、どのようにすれば資源として生まれ変わらせることができるか。

このお題に対する回答者には、現代美術家の目（me）さんやアートコレクティブのSKWAT、シェフの原太一さんらがラインナップ。加えて海外クリエイターや、長野県に住む一般のおばあちゃん（‼︎）も参加。職種や年齢関係なしに、それぞれの自由な視点から、身近にできる再生・循環をシェアしていきます。

各自が用意した答えは、「THE NORTH FACE ALTER」のウィンドウモニターと、人工タンパク質素材「Brewed Protein™」」を拠点に未来の可能性を探求するコミュニティ「REGENERATIVE CIRCLE」のInstagramにて、10月24日（火）まで毎日発表されます。地球のためにできるアクションとは何か。彼ら彼女らの日常や考えに触れれば、その答えが自ずと浮かんでくるはずです。