日本のアニメ史のなかでも異彩を放つ作品といえば『新世紀エヴァンゲリオン』です。1995年のテレビ放送開始以来、熱狂的なフォロワーたちを次々と生み出し、その勢いはいまも衰えることなく世界に波及しています。
この誰もが知る作品を使った服が〈F.M.C.D.〉からリリースされます。
念のため、説明すると〈F.M.C.D.〉は、ヨーロッパ視点でアメリカ軍のミリタリーウェアを再解釈するブランド。代表作のMA-1はかつて〈ラフ シモンズ〉のコレクションに使われたことでも有名です。
今回のラインナップはMA-1、M-51、ロンTの3型。まずは撮り下ろしのビジュアルをご覧いただきましょう。
各アイテムに用いられたグラフィックは、碇シンジとエヴァンゲリオン初号機をハーフトーンで表現。ヴィンテージライクなニュアンスで仕上げることで、それぞれの服に馴染んでいることが分かると思います。
MA-1はデザインが二つあり、ひとつはエヴァンゲリオン初号機を示す色、パープルを使った迷彩柄。背面にはエヴァンゲリオン初号機を、内側には碇シンジの横顔をプリントしています。もちろんMA-1ならではのリバーシブルで着られます。
M-51は、日本で製品染めしたパープルとブラックを用意。前面と背面に縫い付けられた碇シンジとエヴァンゲリオン初号機の作品は、スクリーンプリントした生地を天然素材で手染めしたのち、洗い加工を掛けるというこだわりよう。着ていくうちに経年変化していくところも魅力のひとつです。
ロンTも古着のような風合いに仕上がっています。アメリカ製の丸胴ボディを日本でプリントし、一点ずつ手作業でダメージ加工を施したこだわりの二枚です。
いま世界から注目を集める日本のアニメ作品。その代表作がいい形でファッションに落とし込まれています。
発売はすべて11月11日(土)スタート。MA-1とM-51は〈F.M.C.D.〉のオンラインストアと「HYPE DROP」「EVANGELION STORE」で展開されます。ロンTは〈F.M.C.D.〉のオンラインストア限定発売です。