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何百万もの値がついた迷彩のMA-1、その正体とは。幻の2型がついに復刻されます。

20世紀半ばに登場したMA-1。ミリタリーウェアとしての役目を終えた1980年代、レプリカが大量に民間へと広まり、ファッションのひとつに定着しました。その成熟し切った無骨なデザインをもとに、いまでも多くのブランドがこのジャケットをつくっています。

そんな数あるMA-1のなかでも話題になったものといえば、〈ラフ シモンズ〉が2001年秋冬シーズンに発表したモデルではないでしょうか。“Riot! Riot! Riot!” をテーマにしたときのもので、ホワイトベースの迷彩「アーバンカモ」とグリーンベースの迷彩「ウッドランドカモ」を纏ったものが登場しました。前者はカニエ・ウェストが着たことで注目を集め、2018年にはセカンドマーケットでなんと500万円以上の値がついたとか。


この記事で取り上げるのは、まさにこの〈ラフ シモンズ〉のコレクションに使われた2色の迷彩のボディ。ヨーロッパ視点でアメリカ軍のミリタリーウェアを再解釈する〈フォステックス ガーメンツ(FOSTEX GARMENTS)〉のもので、モードの第一線で活躍するデザイナーたちから支持される、知るひとぞ知るブランドです。

今回リリースされるMA-1は、90年代終わりに短期間つくられたモデルの復刻。

LTD RETRO VINTAGE WASH BOMBER JACKET | UC ¥37,400

LTD RETRO VINTAGE WASH BOMBER JACKET | WC ¥37,400
※共に専用のコットン製ガーメントバッグ付き

ホワイト、グリーン、ブラック、ブラウンを使った「アーバンカモ」は数シーズンしかつくられなかった色の組み合わせで、流通量が極端に少なかったタイプです。もうひとつの「ウッドランドカモ」のタイプは2000年代に入っても生産されますが、リブがグリーンからブラックに、ポケットの形がラウンド型に変化。今回は〈ラフ シモンズ〉のコレクションで採用されたものと同じ型をはじめて復刻するといいます。

写真は未洗いの状態の生地

共に当時のMA-1を忠実に再現するため、フロントポケットのフラップの形を角ばったものにし、ボディ全体にヴィンテージ加工を施すなど、細部に至るまでこだわってつくられています。

用意されたのは、各色100着。すでに50着が予約完売、残りは50着です。このチャンスを待っていた方も多いのではないでしょうか。

号砲が鳴るのは11月13日(土)。〈フォステックス ガーメンツ〉のオンラインストアでリリースされます。

INFORMATION

フォステックス ガーメンツ

オフィシャルサイト

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